万年少女は、別名“ピカチュウ”

そのネズミ、照れる ページ4

『ピッカチュウ〜………』

あぁ、今日は良い昼寝日和だァ……
雲一つない快晴、心地いい海の音、お腹の上には何故かカクの可愛らしい頭
………私は枕か？
うん、まずは状況整理しましょうか
確か私達は、ルフィを見送ったから海に出ようって事になって、今船の上で昼寝してたんだよな？
カクの可愛らしい頭があるのは何故？
私が寝てる間に、カクが寝ちまったのか？
まぁ良いか！昔はセンゴク君やガープ君にしょっちゅう、枕にされてたし！
私は気にしない！

ｼﾞｬﾌﾞﾗ「……見事に枕にされたな、師匠」

『可愛い！から、許す』

ｼﾞｬﾌﾞﾗ「俺は？」

『大きさ的に、キュウコンかキテルクマだな』

ｼﾞｬﾌﾞﾗ「俺、キテルクマが良いな」

『カクが起きてくれたら、変身してやるよ』

ﾙｯﾁ「起きてくれ、カク。俺も寝たい」

二人「いつの間に居たんだ！？ルッチ！」

ﾙｯﾁ「さっきから、ずっと居たが？」

びっくりした……見聞色使ってなかったから、予想以上にびっくりした……
心の臓に悪いよ……
気をつけとこ……

ｽﾊﾟ「師匠！何か白ひげの船が見えますけど、どうします？」

『おうおう、二十数年ぶりじゃねェか。もし、こっちに気が付いて寄ってきたら、歓迎してやれ』

ｼﾞｬﾌﾞﾗ「え？白ひげって、四皇の一人だったよな？大丈夫なのか？」

『あれ？言ってなかった？白ひげはセンゴク君と同じ、私の息子だぜ？』

三人「はぁっ！？」

『ついでに言うと、ロジャーもビック・マムもカイドウも私の子供だ。血は繋がってないがな』

三人「え……？」

『何驚いているんだ？』

そこまで、驚く事か？
最近の若い子は何に対して驚くのか、分からなくなってきたなァ
本当に謎だ……

？「よう、久しぶりだな。師匠」

『おう、やっぱ気付いてたのか。久しぶりだ、ニューゲート君。随分と老けたじゃん』

ﾆｭｰｹﾞｰﾄ「グララララ！好き放題言いやがって！そう言う師匠は、相変わらず綺麗だなァ」

『あらやだァ！ニューゲート君ったら、少しは女性(レディ)の扱い、上手くなったじゃない！』

ﾆｭｰｹﾞｰﾄ「……(随分と素直になったなァ)」

ピカチュウの姿でデレデレしてたら、カクが起きた
この時期だとW7に潜入してた頃だけど、大丈夫かな？
……今まで、めちゃくちゃ崩壊させてきたから、良いと思うけど………

『………考えるのは後で良いか。もう、面倒くさい((ﾎﾞｿｯ』

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