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そのネズミ、質問返答 ページ14

その日の夜

『ふぅ………そこにいるんでしょう?出てきてくださいな』

A「げっ!?バレてた……?」

『そんなやる気満々の目線を丸出しして、よくバレないって思えましたね。モロバレですよ』

A「ちぇ!バレてないと思ってたのに!」

違うでしょ?試してたんでしょ?
自分の事だから、分かってるんだよ?
っていうか、この頃ってまだ覇気とかなかった頃だろうに……本当に誰にも教わらずに習得出来たものだな

『で、Aさん。僕に何かご用ですか?』

A「ご用も何も、そんなにかしこまらなくて良いのよ?A?」

『え”?』

あぁ、そういえば………この時の私って、未来の私が来てた事分かってたんだっけ?
昔も今も変わらずに……凄かったんだなァ
だから、いつもカヤには“お前は出会った当初から、ヤバかったんだが?”って言われてたんだな

『………はぁ…あれはああいう意味だったんだな』

A「あれ?当たってた?」

『そうだよ、当たってる。ここは、“空白の百年”よりもずっと前の事だし、貴方が私に会った事も覚えてるよ。でも、あの子の前じゃユーマって呼んでくれるかい?』

A「分かったわ。じゃあ、質問しても良い?」

『答えられる奴だけな』

A「ありがとう!じゃ、貴方はどのくらい先から来たの?」

『そうだなァ……もう何百年も先から来てるよ』

A「原作始まってる?」

『それは答えかねない。少なくとも、もう何百年もすれば原作は始まるんだから、しっかりしてくれ』

A「げっ……はぁい」

『そうそう、しっかりな』

Aの頭を撫でて、よしよしとしてあげる
まさか自分で自分を撫でる日が来る(何となく分かってたけど)なんて、思ってもなかった
何か、不思議な感じだな………過去の自分の頭を撫でるなんて……

『……これからも頑張れよ、私((ボソッ』

A「?」

そのネズミ、眠い→←そのネズミ、家に連れられる



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ワニとトリ(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!マイペースで書いていくので、気長に待ってくださると助かります! (2020年11月10日 16時) (レス) id: 2d1c6dcb49 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 面白かったです!! 続きを楽しみに待ってます!!!壁|ョ・ω・`o)ガンバッテッ♪ (2020年11月10日 15時) (レス) id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ワニとトリ | 作成日時:2020年8月25日 18時

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