正面突破.5 ページ5
『さかたん!?
ｱｯ、馴れ馴れしくすみません……!!』
「ふふ。
いや、そっちのが呼ばれ馴れてますから寧ろそっちのが良いです」
口に手を当ててふわりと優しく笑うさかたん。
やばい、嬉しい。
『じゃ、じゃあ私の事も呼び捨てで良いですし、敬語もナシで……！』
「分かったAね。あ、俺も敬語無くて良いから。よろしくね」
『うん！よろしく、さかたん！』
互いにもう一度握手を交わして、笑い合う。新しい仲間と上手くやっていけそうで良かった。安心、安心。
「いやー、それにしてもA嬉しそうだね。」
『そりゃ嬉しいよ96ちゃん！だってさかたんだよ!?』
「まぁCDが部屋にある位好きだもんねA」
『だってかっこいいじゃん？』
「買ってくれたの？」
『勿論！』
「嬉しい！ありがとう！」
ふと、後ろを振り替えれば何故か呆れ顔のしゃむくんと灯油さんそして不服そうに頬を膨らませているぐるたんの姿。可愛い。
「なんで拗ねてるんですか。」
「拗ねてないもん！」
「……嫉妬か」
「ち、違うし！」
『……？』
なんのことだろう？考えても分からなくて首をかしげる。天月がニヤリと口角を上げて実に面白そうな顔で口を開いた
「ぐるさん、Aがとら……」
「ああああああああああああああ！！
何も、何も言ってないからねAちゃん！！！」
『へっ？え、あ、はい……？』
私がとら……？何だろう、気になる。
「Aに言ってあげたら跳んで喜ぶに一票96猫さん入れます」
「天月さん泣いて喜ぶに一票」
「まふまふさん最終的に俺の所に来てかくかくしがじかでめでたく俺とゴールインに一票」
「「「「無いな」」」」
「うぇぇ！？」
『え、そんな私にプラスになるような事なんですか？教えて下さいよ』
「絶対言わないからね！」
「待ってA俺を無視しないで!?」
可愛いまふくんを無視しながら(涙目に何度か妥協しそうになった)ぐるたんに言ってくれる様に迫っていると、諦めた様なため息。
「……笑わない？」
『勿論です！』
そう言えば桃色に耳を染めながら視線を横にズラしてこう言った。
「……た民盗られたみたいで、なんか悔しかったの！！」
つまり、さかたんにいろいろカッコイイとか言っていたのに嫉妬した、と。
脳がソレを理解した瞬間私は片手で口を抑え、あいているもう片方の手でフローリングをグーで叩いて悶える。
「あー、ハズした」
なんて残念そうに言っている96ちゃん何かに構っている余裕は無かった。
ラッキー歌い手(敬称略)
天月
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ゆゆ - sou君かわいそう、sou君かわいそう←作者様にむけての愛の告白((( これからも頑張ってください！応援しています！大好きです((( (2020年5月31日 13時) (
レス) id: c303749b45 (このIDを非表示/違反報告)
来賓 - 天月さんだったら 天「……」みたいな感じがいいと思います。 (2017年9月22日 17時) (レス) id: 00ddd4f313 (このIDを非表示/違反報告)
シャウトノイズ@叫音紫乃(プロフ) - むむむさん» 台本書きでない分、どの人が話しているか分かりやすい様に、と口調を変えたつもりでしたが、完璧に私の書き方が下手でした。分かりにくくて本当に申し訳ないです。 (2016年9月26日 8時) (レス) id: c4109b72a0 (このIDを非表示/違反報告)
シャウトノイズ@叫音紫乃(プロフ) - ほしさん» 語弊がありました。歌い手ではない、という意味で一般人という言葉を使わせて頂きました。もし気分を害されて仕舞われたらごめんなさい。合わせて、返信が遅れてしまったこともお詫び申し上げます。すみませんでした。 (2016年9月26日 8時) (レス) id: c4109b72a0 (このIDを非表示/違反報告)
むむむ - 誰が喋ってるのかわからない(´Д` ) (2016年9月22日 2時) (レス) id: 86b2e86700 (このIDを非表示/違反報告)
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