正面突破.26 ページ27
「なるほど。
じゃあ俺も厳しく言った方が良いですか？」
「ぱなまん、それは違うよ。
厳しく言って効果があるのは教える立場にいる歌詞さんだけだよ。私達が言っても反感を買うだけ。
はんっ、そーんなのも分っかんないのぉー？」
「うるせぇよくたばれゴリラ！！」
「あ“ぁ！？やるかルーキー！？」
両者とも青筋を浮かばせながらすごい迫力で押し迫るその様は失礼だけれど、どこかギャングやマフィアを連想させられた。
そんな軽く戦場地と変貌を遂げたこね場所で平然と涼しい顔で傍観している歌詞さんのもとへと向かった。
『歌詞さん』
「ん？」
『これからのスケジュールを教えて下さい』
「意外だね」
『……何がですか』
「君みたいな子は“Sou君を追いかけに行きましょう！”とか面倒な事言いそうだなって」
『彼の事はあまり気にしてません。“自惚れ癖”は完全に彼にしか治せないので。
私達がどうこう言うと反抗したくなる年頃な事を考えたら、私に出来る事は無いですから』
その返答に歌詞さんはふっと微笑んだだけだった。
歌詞さんは多分納得してくれたのだろう。
「じゃあ今はフリータイムだし、荷物を移そうか
寝泊まりする場所は女子は別棟だから、あるふぁさんとAさんは注意してね」
『はい』
「はーい！」
「ぱなまん君は間違えても別棟付近には行かない様に」
ぱなまんの両肩を掴みどこか恐ろしそうに、かつ鬼気迫る表情で押し迫る歌詞さんにぱなまんは戸惑いガチに返事をした。
「え？は、はい」
「夜とかは前を彷徨いてるだけでフルボッコにされるからね」
「 ！？ 」
「去年はS!Nさんと天月君が犠牲になったから……」
『何があったんですか！？』
「ぱなまん、本当に気を付けた方が良いよ？
ヲタみんさんと96猫さんの精神攻撃と葉月優ちゃんのジワジワとくる軽蔑の視線が痛いからね……」
「あるふぁさん、まず俺間違えても行くつもりないから余計な情報でビビらそうとするの止めて」
「もしパジャマ姿のろんさんを見た際には、しばらくそらるさんに嫌われるからね」
「!?」
『そらるさんすごいろんさんの事好きなんですね』
「四年前にろんさんと、この合宿で撮って現像したツーショット写真を枕元に飾ってるくらいは好きらしいよ
もう告白しちゃえば良いのにね」
あはは、と笑った歌詞さんの目が笑ってないです怖い。
目から“リア充爆発しろ”っていう意思が伝わってくる。
ラッキー歌い手(敬称略)
天月
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ゆゆ - sou君かわいそう、sou君かわいそう←作者様にむけての愛の告白((( これからも頑張ってください！応援しています！大好きです((( (2020年5月31日 13時) (
レス) id: c303749b45 (このIDを非表示/違反報告)
来賓 - 天月さんだったら 天「……」みたいな感じがいいと思います。 (2017年9月22日 17時) (レス) id: 00ddd4f313 (このIDを非表示/違反報告)
シャウトノイズ@叫音紫乃(プロフ) - むむむさん» 台本書きでない分、どの人が話しているか分かりやすい様に、と口調を変えたつもりでしたが、完璧に私の書き方が下手でした。分かりにくくて本当に申し訳ないです。 (2016年9月26日 8時) (レス) id: c4109b72a0 (このIDを非表示/違反報告)
シャウトノイズ@叫音紫乃(プロフ) - ほしさん» 語弊がありました。歌い手ではない、という意味で一般人という言葉を使わせて頂きました。もし気分を害されて仕舞われたらごめんなさい。合わせて、返信が遅れてしまったこともお詫び申し上げます。すみませんでした。 (2016年9月26日 8時) (レス) id: c4109b72a0 (このIDを非表示/違反報告)
むむむ - 誰が喋ってるのかわからない(´Д` ) (2016年9月22日 2時) (レス) id: 86b2e86700 (このIDを非表示/違反報告)
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