ＰＬＡＮＥＴＳ. (ページ47)

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〝Aちゃんは、ハニのだもんね‘’

今さっき、ジョシュア君がサラッと言った言葉の意味が分からない。

どういうこと？

私が…ハニのもの…？

恐る恐るハニを見れば、なんだか、やらかした、みたいな顔してる。

まさか…本当に…

「ハニ、もしかして私のこと…」

『…ああ、好きだよ。』

まるで時間が止まったみたいだった。

ハニが、私を好き。

ジャイアンみたいだけど、いつも隣にいたハニが。

私が困ってた時、いつも助けに来てくれたハニが。

「私も、ハニが好き。」

私の言葉を聞いたハニは、本当に真っ赤な顔をしてて、なんだか可愛かった。

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「ハニ、いつから私のこと好きだったの？」

『知らない。』

ちょっと照れてるみたいな横顔。

付き合ってから感じたことだけど、ハニは本当に私の事が好きみたい。

それも、だいぶ。

なんて自分で言っちゃうあたり、私も変わったな～なんて。

「私に彼氏出来るはずない、って言ったじゃん。

他に選択肢なんてないの分かってるんだし、その時に告白してくれれば良かったのに。」

『危なそうな奴は、俺が追い払ってたからな。

だから安心してた、ある意味。

ジョシュアにはお前が告白しようとした時に、俺と付き合ってるって言った。

Aには悪いことしたと思ってるけど、でも俺はジョシュアよりもお前のこと好きな自信あったし。

あと、今の高校の奴らにも。

Aが女子に睨まれたくないから、女子には内緒にしてくれって言いながら。

とりあえずお前が好きになりそうな奴には言った。』

さすが幼馴染。

私の好みを把握してるとは…。

それに、サラッと「俺の方が好きな自信ある」、とか言っちゃうあたり、確信犯だ。

「じゃあ、あれだね。

私に今まで彼氏が出来なかったのは、

全部全部、ハニのせいだね。」

_____全部全部、君のせい END

「照れてる！ハニ、可愛い～」
最近分かったこと、照れてるハニはすごく可愛いこと。
『…Aの方が、俺の100倍可愛い。』
最近分かったこと、ハニはこっちが照れちゃうことをサラッと言えること。

いつまでも隣にいて、ハニをもっと知りたい。
そう思う幸せな日々。

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