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ドアが開いて、担当者の方が入ってくる。
「こんにちは、キム・ジュンミョンと言います。
お会いできて嬉しいです。」
電話でずっと話してきた相手が、今目の前に座っている。
お肌がすごく綺麗で、発光体みたいな人…←
「本当はもう一人、担当者がいるのですが、今日はスケジュールを合わせることができず…
申し訳ありません。」
「あ！いえいえ！
とんでも無いです。」
二人で担当してくれるってことは、そこそこ前向きに考えてくださってるのかな？
「お電話でも説明させて頂きました通り、私共の製品は、このように…
…ぜひ、前向きにご検討頂ければ幸いです。」
プレゼンをやりきったけど、全然記憶に無い。
ああ、キムさんは何と言うんだろうか。
「…んー
誠に申し訳ないのですが。」
まさか、断られるのだろうか。
「明日、また来ていただけますか？
もう一人の担当者と今日中に話し合いたいと思います。」
「分かりました！！
ぜひ、前向きによろしくお願い致します。」
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「先輩！！カッコよかったですよ！！！！
お疲れ様です！」
帰りもチャニョルくんが運転してくれる。
今日は家に直帰できる日。
「はい、コーヒー。
飲んで一息ついてください」
「ありがと」
渡されたコーヒーは私の好きな銘柄のもの。
チャニョルくん、わたしの好みがよく分かったね。
「じゃあ、また明日。
今日より明日の方が雨風強いみたいですけど…
家の前まで迎えにきますね！
直接相手方のに行く日ですから。」
「うん、わかった。
ありがと。
気をつけてね？
…タイヤスリップしたら、危ないから」
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作者名：あよん | 作成日時：2016年2月20日 17時
