ＰＬＡＮＥＴＳ. (ページ16)

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5 END ページ16

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「…ごめん。

大きな声出して。

…バイバイAヌナ。」

両肩に置かれてた手が離れて、彼の背中が見える。

ジョンイン…行っちゃダメ。

これで２度と会ってくれなくなっちゃったら…？

どうすればいいの？

「ジョンイナ！！！

本当は…

側にいてほしい！

でもその後で別れるのが怖いの！

だって、私にとって一番ツライのはジョンインが隣にいないことだから！」

あ…私言っちゃった…あ…

なんて1人でパニックしてたら、またジョンインはいつの間にか戻ってきて、さっきと同じように私の両肩に手を置く。

「ヌナ、なんで俺と別れるのが前提になってるの？

俺は、ヌナの許し無しには他の女の子と話さないよ。

ヌナが別れようって言わない限り別れないよ。

…ずっと側にいるよ」

そう言って私の腰を引き寄せ、腕の中に閉じ込めたジョンイン。

2歳の差なんて感じないほど、男らしくて。

「ジョンイン…側にいて」

「うん

A…大好きだよ」

_____何よりもツライもの END

『あの時のA可愛かったなー
ヤキモチ妬いちゃってさー
俺もわざわざ女子に頼んだ甲斐あったわー
香水キツくて死ぬかと思ったけど』
『わざわざ頼んだ…！？
え、そうだったの？』
『そうだよ
わざわざ！
だってAが卒業して社会人になって、新しく大人の男と出会っちゃったらどうしようって焦ってたからさ
奥の手？』

事実を知ったのは結婚式の朝のこと。

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