吐いたのはお花『花吐き病』 (ページ18)

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クローバー『私のものになって』ページ18

『ただのスピードなんてしないよ』

「じゃあ何をするの？」

『3回負けた方が嘘をつけない薬をのむことになりまーす！』

イェーイ、パチパチ。
ミカは嫌そうだが無理矢理参加させる。
スピード、そんなの混ぜる時にイカサマをすれば良い話。
楽勝

『まずは一勝』

「なっ！」

イカサマは幸いばれず私は３勝したのだ。
勿論。
彼にはこれを飲んでもらう

『どうぞ』

「変なこと言わさないでよ」

そんな赤面で言われたら、したくなるからやめてほしいものね。
あ、言われなくても勿論しますよ？

「苦い……」

『では質問！人間は好きですか？』

「優ちゃんとAを覗いて全員嫌い」

『ほほう？』

実はこの薬、事実を話すものではなくアルコールが入っており酔っ払うものなのだ。
まぁどっちにしろばくろはしてくれるから問題はない。

『優ちゃんに恋愛意識はありますか』

「な、ないよ」

『私には？』

「ある」

『クルルは？』

「お母さん的存在かな」

薄々気づいてたけどまさか恋愛意識をされているとは……私は全くしてないという悲しい展開は置いといてもっとすごい質問をしよう

『質問です。貴方は朝起きると猫耳を生やしていました。
どうしますか？』

「少し嬉しいから眺める……」

『優ちゃんに生えたら？』

「Aに頼んで記念のものを残してもらう」

そろそろ酔いが回りすぎてるかな？
質問よりきっと甘え始めたり暴露を自分からするのだろうなぁ

「聞いてよね、僕はおわりのせらふの実験台にされてたんだよー
優ちゃんに何度も言おうとしてるのに……
人間どもが邪魔するカラッ！」

『へー』

良い情報手に入れてしまったね。
私、これはグレンにお知らせしないと損
もうしっかり情報は集まった……
猫耳でも早させてさっさと逃げるか

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「なんだよこれーーーー！！！！」

彼が朝、こんなことになると誰が予想したのでしょうか。