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〜第2話〜 手合わせ ページ3

長い道を歩いて...

焔「やっと着いた...」

そこはまるで大きな監獄のようだった

焔「他にも招集された人いるんだな」

周りを見渡しながらそう思った

???「皆の者、遥々遠くからここまで来てご苦労であった」

門の前に立っていた男はそう言うと

教官「私は今回の第51期生の教官を務めるものだ皆の者は教官と呼ぶように」

僕はとうとう始まるんだと思った

教官「これより貴様らの能力を測るテストを行う。テスト内容は簡単、私と手合わせをして降参させろ。」

自分達よりも経験を積んでる相手に勝てるのかと不安になっていると

教官「ちなみに武器は使用する。武器はここにあるものを使うが数に限りがある。早い者勝ちだ」

みんなその言葉を聞いた瞬間走り出した

僕は出遅れてしまって残ってたのは片手剣とよく分からない斧だった

辺りを見渡すとおどおどとした少女がいた

どうやら僕と同じく出遅れたようだ

焔「ねぇ、大丈夫?僕は残った方使うから好きなの取っていいよ」

と少女に言った

彼女は驚いた様子で

少女「ありがとうございます」

少し照れながら片手剣を持って行った

さて、変な斧が残ったがこれはなかなかに大変そうだ

2つの斧があってどうやら一緒に使うもののようだ

けれど2つとも自分の身長くらいに大きく、更には持ち手も片手分しかない

焔「...二刀流の応用でやってみるか...」

教官との手合わせが始まった

当然のことながらみんな教官には勝てなかったあの少女も

自分の番になって

教官「大変そうだが頑張りたまえ」

焔「頑張ります」

大きく息を吸い目を閉じた

教官の足が1歩踏み出した瞬間

焔「...ッ!」

大きく斧を振りかぶり突進した

間合いは一瞬で縮まった

焔「はぁっ!」

振りかぶった斧は受け流された、だが自分にはもうひとつある

焔「いけるっ!」

教官の隙を見事に突いたと思った

だが、教官はやはり上手だった

教官「甘いっ!」

受け流した斧を剣で切り上げもう片方の斧に当てるとすぐさま自分の腹部を突いた

焔「うぐっ」

教官「なかなかよかったぞ、みな集合だ」

みんなを集めると

教官「ご苦労であった、この後貴様らはコードを受け取る、皆休むように」

そういうと教官はそれぞれの部屋まで案内しどこかへ行った

この時の自分はコードとは一体何なのか何一つ知らなかった

ただ、あの武器はどうやら自分に合っているらしく上手く扱えそうだ

焔「寝るか...」

そう言って布団に入り教官を待った

続く...

〜第3話〜 目覚める力→←〜第1話〜 解放軍へ



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りんご酸(プロフ) - コメントありがとうございます。なるべくはやめに更新しようと思うので待っていてください! (2019年11月7日 22時) (レス) id: 03b4363217 (このIDを非表示/違反報告)
S&H - 少ししか更新されてませんがとても面白いと思います。更新頑張ってください! (2019年11月6日 18時) (レス) id: 170037bf69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんご酸 | 作成日時:2019年11月4日 23時

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