【小説版】集えや集え！ヒーロー&敵！《Ⅱ》 (ページ47)

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臨時教師　【松野一松/松野空松/語部唄】ページ47

友情出演…?(滝汗)

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「今日は相澤先生が警察の協力で1日不在のため、臨時教師を紹介する！！」

おそ松兄さんの電話が来てから1週間後、相澤先生の代わりなのかオールマイト先生が来てそう言った。

「入ってきてくれ！！」

すると、バリアフリーの巨大なドアを破壊した黄色い松パーカーを着た俺の弟の十四松が現れた。

「僕がいっちばんだぁっ！！」

「十四松兄さん、ドアは壊しちゃダメだよ」

嬉しそうにはしゃぐ十四松を、ピンクの松パーカーを着た俺達の弟のトド松がスマホ片手に落ち着かせる。

「十四松がすみません！！後で直しておきますから！！」

「あ、ああ…」

最後に、オールマイトに謝る緑の松パーカーを着た俺の兄のチョロ松がやってきた。

「あ！！一松兄さんだ！！」

「ほんとだ～。闇松兄さ～ん♪」

「えっ!!? あの一松が!? ほんとだ!!」

3人共別の反応をして、クラスの皆とオールマイト先生は驚いていた。

そりゃそうだ。

同じ顔が(2人いないけど)4つあるわけだし。

「あのー…自己紹介を」

「あ。す、すみません！！ん゛ん…松野チョロ松です。一松含めたこの4人の中では兄の松野チョロ松です。宜しくお願いします」

「はいはいはいははーいっ！！僕、十四松！！四男だよ！！宜しくおねがいしマッスル！！」

「は～い♪末弟の松野トド松です。皆、今日は宜しくね～♪LINEやってる女子いたら僕と交換しよ♪」

挨拶を終えると、ちょうど朝のHRが終わり俺を含めた4人はクラスの皆から質問攻めにあった。

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「誰デスか?アナタ」

「誰でもいいだろ～?ここにそらまっちゃんいんのわかってんだからね?」

部屋から出てくると、赤い松パーカーを着た私達の兄のおそ松がカウンターに座って煙草を吸っていた。

「兄貴…」

「おっ!!空松ぅ～♪兄ちゃんお前になかなか会えなくて寂しかったよ～♪」

煙草の火を消し、嬉しそうに笑いながら駆け寄ってきたおそ松に私は幼馴染み直伝のボディブローを食らわす。

「ぐぁはっ！！」

「兄貴、弟達はどうしたんだ。まさか、置いてきたりなんてしてないだろうな」

胸の前で腕を組み、鳩尾を押さえて悶えるおそ松を見下ろせば「当たり前だろ！？」とキレられた。

「ハーメルン、悪いけど2人にしてくれないかな?」

「わかリマシた」

語部さんが立ち去り、おそ松はまたカウンターに座った

「兄ちゃんと真面目な話しよっか。空松」

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