同居者大勢(レトルト) ページ48
今さら幼馴染役をしても無理だと思う
カノン「…レト…さん?」
顔を見上げたカノンは
レトルト「そうやで」
カノンは俺の目を見て
カノン「守ってくれてありがとう」
レトルト「俺はちゃんと守れてない、カノンを泣かせたし」
カノン「それは仕方ないよ、私が勝手に泣いただけだから」
レトルト「でも泣かせへんって約束したのに」
カノン「いいよ」
カノンが俺の頭を撫でて
カノン「同じ身長でよかった」
レトルト「そうやな、いっつも一緒やったもんな」
カノンの笑顔が好き
レトルト「カノンはキヨ君が好きでもいいから」
カノン「キヨへの恋は終わったよ」
レトルト「俺への恋はないんやろう?」
カノン「ううん、あるよ」
レトルト「え?」
カノン「レトさんにもキヨにも悪いって思ってたんだけど」
レトルト「キヨ君にも俺にも恋心があって結局当たって砕けたってことか」
カノン「ごめんね」
レトルト「何で俺が先にカノンに告白せーへんかったんやろう」
カノン「レトさん嘘はいいよ」
レトルト「気付くの遅すぎたのか俺」
カノンをちゃんと見て
レトルト「キヨ君に振られて泣いてる所に入りたくないけど俺が守るって決めたから」
カノン「ありがとうレトさん」
にこと笑う
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作者名:愛 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/7389596/
作成日時:2017年12月30日 15時