3 1 話 ，貴 方 の 微 笑 み ページ31
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
時透「 僕に……。どうしたの…？ 」
少しだけいつもより元気がないAを時透は心配した。
Aは俯き顔を上げない。
沈黙の中，時透の優しい声だけが響いた。
彼の声かけに気づいたAは，
ようやく顔を上げこんな事を話し始める。
A『 その…，無一郎くん…ごめんね。 』
時透「 ごめん…って君，僕に何かしたっけ 」
A『 私…。貴方に迷惑かけてるような気がしてきて。 』
Aが話したかったこと。
それは時透への�犧Ｅ舛┐蕕譴覘畉蚤腓凌看曚世辰拭�
Aのことを「好きだ」と話す時透。
正直言えばA。時透の告白は遊びや揶揄いだと感じていた。
けれど彼の愛は本物で，
Aのことを誰よりも大切にしている事実があった。
ただAは勿論，会って間もない時透のことは好きではない。
だから気持ちには応えられないし，
それは先程も彼女が直接，時透に打ち明けた話だ。
優しい時透だから。逆に言えば優しいAだから。
二人は中々難しい関係で複雑。
男性が少し苦手なAは�犧Ｅ戮海臭畸暴�関係なく
仲良くしようと柱に就任した際感じていた。
女性にも男性にも興味がない時透は，�狃蕕瓩騰甍枩�に恋した。
苦笑いして何とかこの複雑な感情を誤魔化したかったAだが，
まるで見透かされたように時透にこんな事を言われてしまう。
時透「 何でわざわざ誤魔化すの 」
A『 ご，誤魔化してないよ…。ただ申し訳ないなあって。』
時透「 さっきも言ったよ。どんなにAが僕に興味なくても，どんなにAが僕を嫌ったとしても 」
「 僕 は 君 を 愛 し て い る か ら 」
たとえ何があったとしても貴方への愛は変わらない。
微笑みを浮かべAの頬を撫でる時透は誰よりも何よりも
優しい様な気がした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 366人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三月の専属ストーカーなつめみく - ふふふ…我はジャンプで育ったのだ…！ネタバレを踏まずに読めるのだｾﾞﾊﾊﾊむいむいがめちゃくちゃ僕の事好きなの？って聞いてる所は普通に吹きました。腹筋しっくすぱっくになりました。 (10月10日 14時) (
レス) @page30 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
あ っ ぷ る(プロフ) - 叶乃さん» きゃあっ〜！ありがとうございます！無一郎くんカッコいいですよね〜 (2023年2月5日 23時) (レス) id: 9057d5448f (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - めっちゃ面白いです！最近無一郎くんが推しになってきてるので…更新頑張ってください！ (2023年2月5日 23時) (レス) @page28 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
あ っ ぷ る(プロフ) - 愛っちさん» なるべく原作沿いにしていきたいです笑暖かく見守ってくださるのは嬉しい限りです！ (2023年1月24日 21時) (レス) id: 9057d5448f (このIDを非表示/違反報告)
愛っち(プロフ) - あ っ ぷ るさん» 原作無視だけど…とても面白いです😂更新頑張ってください‼️ (2023年1月24日 20時) (レス) id: d531dd11f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あ っ ぷ る | 作成日時：2023年1月23日 12時
