2 8 話 ,甘 味 処 ページ27
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時透「 着いた、」
賑やかな商店街に人気が目立つ一軒の甘味処。
店のすぐ前には「甘味」と書かれた大きな旗が置かれている。
A『 すごい…人気な所なの? 』
時透「 分からないけど,多分…人気なんじゃない? 」
A『 そうだよね。沢山,人いるし 』
子連れの女性,立派な着物を着た少女達,新聞を片手に持つ男性など
様々な人物が甘味処を出たり入ったりとしていた。
近づけば近づくほど楽しそうな声が聞こえ
余程賑やかなことが伝わる。
A( すごいなぁ。前行った浅草の甘味処も良かったけど此処も良さそう。 )
Aは少し目を輝かせそんなことを考えていた。
時透「 ほらA行くよ。」
A『 あっ…うん。 』
気づけば時透は甘味処の入り口に立っており,
辺りをキョロキョロとするAに手招きして呼び出した。
Aはそれに気づくと時透の方へ駆けて行き,
二人が揃うとようやく中に足を踏み入れた。
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ー 店内 ー
時透「 A,此処は外でも食べれるんだけど…。どうする? 」
A『 外…?!…うーん,良いと思うけど暑くないかな…? 』
時透「 平気だよ,むしろ今日は暖かいし 」
A『 じゃあ外で食べよっか、』
時透「 …うん、分かった 」
店内に入ると一気に甘い香りが漂った。
奥では,客に元気な声で明るく接客する男も見えてくる。
ここはどうやら,外でも食事ができるという。
時透は「外で食べる?」とAに尋ねてみたが
彼の本心としては「外で食べたい」だった。
店内は多くの人で賑わっており,
Aと会話するにも彼女の声が聞きづらいはず。
そう考えた時透は外で食べたいと考えていた。
勿論,そんな時透の思考回路をAは知らない。
けれどAは軽く頷き「外で食べよう」と微笑んだのだった。
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三月の専属ストーカーなつめみく - ふふふ…我はジャンプで育ったのだ…!ネタバレを踏まずに読めるのだゼハハハむいむいがめちゃくちゃ僕の事好きなの?って聞いてる所は普通に吹きました。腹筋しっくすぱっくになりました。 (10月10日 14時) (レス) @page30 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
あ っ ぷ る(プロフ) - 叶乃さん» きゃあっ〜!ありがとうございます!無一郎くんカッコいいですよね〜 (2023年2月5日 23時) (レス) id: 9057d5448f (このIDを非表示/違反報告)
叶乃(プロフ) - めっちゃ面白いです!最近無一郎くんが推しになってきてるので…更新頑張ってください! (2023年2月5日 23時) (レス) @page28 id: aa9cc439ad (このIDを非表示/違反報告)
あ っ ぷ る(プロフ) - 愛っちさん» なるべく原作沿いにしていきたいです笑暖かく見守ってくださるのは嬉しい限りです! (2023年1月24日 21時) (レス) id: 9057d5448f (このIDを非表示/違反報告)
愛っち(プロフ) - あ っ ぷ るさん» 原作無視だけど…とても面白いです😂更新頑張ってください‼️ (2023年1月24日 20時) (レス) id: d531dd11f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あ っ ぷ る | 作成日時:2023年1月23日 12時