第一幕 嫦娥大王 ページ2
「ねぇねぇ知ってる?大王様が私達を月に送った理由。」
「え〜?何それ何それ?」
「気になる〜。」
「ちょっと!!喋っていないでちゃんと仕事してください!」
「「「は〜い…」」」
ったく最近の女兎は…
こんにちは、僕の名前は『冠兎』(かんう)です。よく呼びにくいって言われます。
僕は月で一番身分の高い『嫦娥大王』の補佐として勤めています。
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月の大王-嫦娥
中国神話「嫦娥奔月」に登場する月の女神であり、弓矢の名人の妻でもある。
「月の模様が兎」って言ったあの人。
月が誕生した時代から生きていることから、約45億歳(笑)と考えられる。
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そんな嫦娥大王とお話するどころか顔を合わせたこともないのです。
そして今日は初めて嫦娥大王と対面させていただく日。
ヨシッ！！
「しっかり気を引き締めていかないとっ！！」
そんなことを言っていると「おーい冠兎〜!」と息を切らしながら走ってくる貴族兎に名前を呼ばれた。
「え、何ですか。」
「何ですかじゃないよ！もう時間過ぎちゃうよ早く早く！！」
「えっ！？もうそんな時間だったのか！？」
あぁ〜…やっちゃったあぁああ〜…
大王様になんと言われることか…
続く
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ローズマリー - 更新停止なら更新停止にして下さい。あとあまり設定がよく解りません。面白くないですね。 (2020年5月21日 20時) (
レス) id: 49fa4975a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎ノ娘 | 作成日時：2020年1月26日 15時
