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* * *
『疲れたぁ...』
亮「疲れたねぇ」
舞台挨拶にたくさんの取材を受けた私たちはだいぶヘトヘトになって帰ってきた。
『20時かぁ、なんか食べる？』
亮「うん、お腹へった」
『何食べよっか』
亮「Aなんか作って〜」
『お？私やっぱり才能ある？』
亮「最近頑張ってるからさ。じゃがいも硬いけど」
『そこはまだ許して』
亮「あ」
『ん？』
『...』
亮「A、ホラー映画大丈夫だったっけ？」
彼女の手料理でほっこりタイム！ではなく
おばけ「グァァァァ」
頼んだピザを食べながら借りてきたホラー映画を鑑賞、となった。
『昔から怖いって思った事ない...』
亮「俺も」
...何故借りてきた吉沢よ...
亮「レンタルしたはいいものの観る暇なかったからね。明日返却だし」
『なるほどね』
にしても、ホラーが怖くない系女子ってどう思われてんだろう。
可愛くないよね？
それは元からかぁ。
亮「...なに百面相してんの」
『え、別になんでも』
亮「どうせAの事だからホラー怖くないなんて可愛くないとか思ってんでしょ」
『......』
お見通しかい
亮「ふ、そーやって考えちゃう所がもう可愛い 笑」
『...やめてぇぇ』
ホラー観てるはずなのに顔が熱すぎる...
亮「..ねーA」
ソファに腰掛けたまま後ろから抱きしめられる。
『...なに？』
亮「公表したい...」
それは芸能人にとって切っても切れない難しい選択で。
『...私もできることならしたいよ』
けど今公表しても、お互い更に苦しくなる気がする。
ありがたい事に毎日仕事が貰えている私たちだからこそだ。
考えたくもないけど事務所の方針や世間からのバッシングで無理やり別れさせられるカップルもいた。
もし自分たちもそうなったら？
亮くんがいなくなったらと考えると、それほど怖いものはなかった。
亮「...そうだね。Aといられなくなる方がよっぽど辛い」
『...好き』
亮「ん、俺も好きだよ」
厳しい世界だということを忘れてはいけない。
でも2人の時間は大切にする。
そう約束した夜。
＊ ＊ ＊
ほんと何なんだろうこの唐突に訪れるシリアス...
閲覧ありがとうございます。
コメントも全然返信が出来てませんが読ませていただいています！
もしリクエスト等ありましたらお申し付けください。
これからもどうぞよろしくお願いします！
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かずみん - とっても最高です！亮くんと付き合えるなんてーほんとにさいこー女優にもなれてるし！なんかいいです！読みやすくて…何回もよみます！ (2021年11月1日 1時) (
レス) @page48 id: d2dcada665 (このIDを非表示/違反報告)
よねむら京子(プロフ) - Maiさん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！ (2019年1月18日 7時) (レス) id: 7a649aa437 (このIDを非表示/違反報告)
Mai(プロフ) - 最高でした♪亮くんの言葉1つ1つが涙が止まらなかった！皆からのメッセージ感動しました！この小説を読んでもっともっと亮くんの事が好きになった☆素敵な小説作ってくれてありがとうございます♪ (2019年1月17日 3時) (携帯から) (レス) id: 01f450082e (このIDを非表示/違反報告)
よねむら京子(プロフ) - 四季さん» 平野くんですね！了解致しました！ (2019年1月6日 0時) (レス) id: e2fbb4a6b0 (このIDを非表示/違反報告)
四季 - コメント失礼します！この作品はほんとに面白くていつも見させて頂いています！！私も、平野紫耀さんとの絡みが見たいです！！時間があればよろしくお願いします！ (2019年1月3日 22時) (レス) id: f2a9a910f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よねむら京子 | 作成日時：2018年10月8日 15時
