74 ページ24
* * *
- 収録後のお話 -
『ありがとうございますお忙しい中来ていただいて...』
中村「いえいえ、こちらこそありがとね。CMの事とか」
『ぜ、全然です』
はぁぁ〜、やっぱりほんわかした人だ。
中村「写真とる？」
『あっ はい！』
2ショットを撮るためにスマホを出すと、中村さんがグッと近づく。
いい匂いする。ファンの方ごめんなさい私幸せです。
中村「......Aちゃん、もっとこっち」
『え、』
突然肩を抱かれて驚いていると、カメラのシャッター音が鳴った。
近！ちっか！！←
中村「...もう一枚撮ろっか」
中村さんなんか様子が...
亮「あの、その辺にしてもらえますか」
『..亮くん？』
亮side
さっきからずっとイライラする。
Aが中村さんにデレッデレだ。
ファンってだけなのは分かるけど流石にそろそろ限界。
写真を撮る2人をチラチラ見ていると、中村さんとふいに目が合った。
中村「......」
亮「？」
中村さんがニヤリと笑ったのを俺は見逃さなかった。
亮「...は？」
2人の距離は一気に縮まった。
Aの肩を中村さんはしっかりと抱いていた。
....あー、無理
亮「あの、その辺にしてもらえますか」
気づいたら止めに入っていた。
『亮くん？』
なんも気づいてないんだから怖いよAは。
中村「ごめんごめん、可愛いからつい」
『可愛い？！』
デレデレしちゃって。
いつになったら気付くんだよ。
亮「Aは俺のなんで！」
はっきり宣言した。
じゃないと危ないと思ったから。
中村「...ふ、可愛いね吉沢くん」
亮「はぁ？」
中村「じゃあねAちゃん。また今度共演した時に」
『あ、はい！ありがとうございました！』
仕上げにポン、とAの頭に手を乗せ、出て行く中村さん。
中村「...またね吉沢くん。面白かったよ」
亮「.......」
あ、俺この人苦手だ。
悪魔みたいな笑みを浮かべた中村さんを見てそう思った。
亮「Aのばか」
『え？！急に悪口！？』
＊ ＊ ＊
閲覧ありがとうございます。
中村倫也さんはずっと出したかったので出させていただきました。
今回のお話は性格の悪い中村さんを書きたかったわけではなく、天使な中村さんが実は小悪魔だったら...という完全なる妄想を書きたかっただけです。
お付き合い頂きありがとうございました。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1223人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かずみん - とっても最高です！亮くんと付き合えるなんてーほんとにさいこー女優にもなれてるし！なんかいいです！読みやすくて…何回もよみます！ (2021年11月1日 1時) (
レス) @page48 id: d2dcada665 (このIDを非表示/違反報告)
よねむら京子(プロフ) - Maiさん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！ (2019年1月18日 7時) (レス) id: 7a649aa437 (このIDを非表示/違反報告)
Mai(プロフ) - 最高でした♪亮くんの言葉1つ1つが涙が止まらなかった！皆からのメッセージ感動しました！この小説を読んでもっともっと亮くんの事が好きになった☆素敵な小説作ってくれてありがとうございます♪ (2019年1月17日 3時) (携帯から) (レス) id: 01f450082e (このIDを非表示/違反報告)
よねむら京子(プロフ) - 四季さん» 平野くんですね！了解致しました！ (2019年1月6日 0時) (レス) id: e2fbb4a6b0 (このIDを非表示/違反報告)
四季 - コメント失礼します！この作品はほんとに面白くていつも見させて頂いています！！私も、平野紫耀さんとの絡みが見たいです！！時間があればよろしくお願いします！ (2019年1月3日 22時) (レス) id: f2a9a910f8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よねむら京子 | 作成日時：2018年10月8日 15時
