私が学校の女王よ【悪女主】

29話 ページ35

佑都side

俺はまた太田に呼出しを食らった。

本当なんなんだよーだるいー早く理真に会いたい―。ぎゅーしたああああい

タタタッ

誰かが小走りで入ってくる。太田だと思うけどねどーせ
知「一ノ瀬君！あの、ね！私・・・一ノ瀬君が好き！！理真ちゃんがいるってわかっているけど！でも諦めたくなくて・・・！」

ん？こいつ清水ってやつが好きだったんじゃなくて？？？
あららーおかしいな・・

佑「うん、ごめん。俺太田とは付き合えない。俺は理真を愛しているんだ。
それにお前清水が好きなんだろ？？」
知「前は確かに清水君が好きだった！けれど、一ノ瀬君に会って世界がキラキラしはじめて・・・！」

いるよねぇ。よくこういうこと言うやつって。錯覚なのになぁ。
世界はキラキラなんかしてないのにね！

佑「悪いけど諦め・・っ！？」

俺は太田に抱きしめられた。ワザとかのように胸を押し付けて。
腕が短いせいかきつい

佑「太田！やめろっ！！これ理真に見つかったら！知「見つかったら何なの？あぁ殺 すみたいに脅されているの？」はぁっ！？んんっ！？！？」

太田は背伸びをして首に腕を回してキスをする

佑「ふざっけんな！」

俺は奴を突き飛ばす。太田はよろけて座り込む。

知「だって理真ちゃんは・・！理真ちゃんは一ノ瀬君じゃなくて清水君が好きだって！」

・・・・・・・いつまでこいつは冗談を信じているんだ
俺の怒りは頂点に達した

佑「んなわけねーーだろ！いい加減にしろよ。俺は理真が好きなんだ。例えあいつが俺を嫌いになっても俺はずっとあいつを愛し続ける。だから＿＿＿＿」

俺達の邪魔すんじゃねーよ



俺はヤツを睨んで立ち去った。








？「ふっ・・・・」

誰かが見ていただなんて知らずに

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