所有【リドル】 ページ3
「君は僕の彼女だろ?…他の男に目移りなんかして…」
口を尖らせて、私の膝に頭を寝かせるリドル
いつも寮生に首切りの刑をしている暴君リドルはここには居ない
赤い艶やかな髪が太ももにあたりくすぐったくなる
「目移りなんか…っ…リドルッ」
リドルは太ももに軽く唇をつける
何度も唇をあてがわれ、くすぐったさが増す
「しているだろ……この前だって、トレイと何を話してたんだい」
鋭い目が私を捉えて離さない
赤い瞳は、全てを燃やしつくそうなほどにいやらしく光る
「あれは…ケーキの作り方を教わろうと…」
「…そういうことなら……にしても、距離が近くないか」
リドルはどうも私と他の男が少しでも絡むことが許せないらしい
「リドルとはもっと近いでしょ」
「それは、僕が君の彼氏だからだ……僕は法律にAと他の男が関わりを持ったら即死刑というのを作りたいぐらいだよ」
リドルは真顔で冗談なのか、冗談じゃないのか分からないことを言う
リドルは私の腰に腕を回し、お腹に顔を埋めた
「今日は甘えたい日?」
「ふふ…今夜は離してはやれないよ…」
リドルは一瞬こちらに顔を向け、悪戯に笑うとすぐに私のお腹に顔を埋ずめた
どこまでも暴君な君に今日も愛される私に逃げ道はない
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マッキー - ニヤニヤしながら読んでいます!←大変だと思いますが、更新頑張ってください! (2021年1月14日 18時) (レス) id: 957f55f12d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エト | 作成日時:2021年1月10日 13時