ボーナスステージ8 ページ14
・・・・・・
着いて早々目を輝かせるアカツキ君。
真っ直ぐにスタート地点へと向かっていく。
「俺、さっそくやってみます！」
「気をつけてね、ただのすごろくじゃないかもしれないから」
「大丈夫ですよ、きっと楽しいです」
笑顔でサイコロをふるアカツキ君。
私の忠告伝わってないな……
最初の目は6。どこからかかなりミニサイズのパン太郎が現れた。
「会いたかったですよ〜！」
『パン太郎と再会3マス進め』
「パン太郎すごい辛辣」
抱きつこうとするアカツキ君をスルーし、パン太郎から指示が出る。
……もちろん喋ったわけじゃなく、立て札。
「いち、に、さん……バトルフィールド…？」
彼の呟きと共に足元のパネルが光り、姿を消す。それと同時に私たちの周りにも謎の光。
気がつけば見覚えがある闘技場の観客席にワープ。目の前には大きなスクリーン、
「あいつ3進んでバトルやらされてんじゃねーか」
「運良いんだか悪いんだか……」
そこに映るのは【アカツキVSプニツキ】
「なんか同族対決みたいになってんぞ」
「シュールな戦いになりそうだね」
などと下らないことを言ってる間に……
『プニー！！』
＿＿＿プニツキは仲間を呼んだ。
仲間を呼ばれプニツキ7体VSアカツキ君に。
「なんか仲間増やされてるんだけど！？」
「カリンちゃん落ち着いて。このぐらいまでは想定内だよ」
まあ相手もすぐ攻撃するつもりはないみたいだし。そもそも心配ないし。
『プニ〜！！』
＿＿＿アカツキも仲間を呼んだ。
空を仰ぎ謎の掛け声を叫ぶアカツキ君。
もちろん、彼にそんな力などあるわけなく、
「おい、あいつも仲間呼べんのかよ」
「……見てればわかると思うよ、アンヤ君」
＿＿＿プニツキがあらわれた。
敵側のプニツキにプラス一体。
「敵じゃねーか！……てか余計なもん増やしてんじゃねー！！」
「プニツキたくさん……かわいいです…！」
聞こえるはずのないアカツキ君に怒鳴るアンヤ君と、プニツキたちを優しい目で見守るヒミコちゃん。なんて正反対なんだろう。
＿＿＿？！！ プニツキたちが……？？？
プニ、プニという効果音にスクリーンへと視線を戻す。プニツキたちが積み上がり煙と共に……
＿＿＿プニツキはキングプニツキになった！
「………」
「皆、大丈夫……？」
驚いたのか呆れたのか、遠い目をする皆。
誰一人として言葉を発しな……怖い。
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冬桜(プロフ) - バギアスさん» 嬉しいです🐱ありがとうございます！近々少しですが更新する予定ですm(_ _)m (2022年6月1日 16時) (
レス) id: 740eef171a (このIDを非表示/違反報告)
バギアス(プロフ) - 面白い ハマった (2022年6月1日 16時) (レス) @page35 id: 9d13356054 (このIDを非表示/違反報告)
冬桜(プロフ) - 時夜さん» 感想ありがとうございます！更新する予定なのですが、少々忙しくて書くのが遅れてまして…すみませんがお待ちください！m(_ _)m (2021年10月17日 15時) (レス) id: 740eef171a (このIDを非表示/違反報告)
時夜(プロフ) - 面白かったです！更新ってされますかね？ (2021年10月17日 11時) (レス) id: 61e78b8a54 (このIDを非表示/違反報告)
冬桜(プロフ) - yukiさん» ありがとうございます！頑張ります(^-^) (2021年9月1日 21時) (レス) id: 740eef171a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬桜 | 作成日時：2021年6月16日 11時
