巨大ラフレシア攻略4 ページ5
忍霧さんと二人で取り残されたし、ロープ持って来たことを言い逃してしまった。どうしたものか。
「山崎、ロープ持って来ていたのか？」
「あ、はい。予備がなくて一本だけですが。言う前に捜しに行ってしまいました……」
「二人を連れ戻して来よう。まだそんなに遠くには行ってないはずだ」
「そうですね」
二人が向かって行った方へと歩き出す。
たぶんすぐに見つかると思うから、その前に最終確認をしておきたい。
「ところで忍霧さん、本当に中に入る係でいいんですか？嫌なら私変わりますよ？」
「その提案はありがたいが……鬼ヶ崎の言う通り中には何があるかわからない。そんな危険な所に…じょっ、女子を行かせる訳には行かないからな。大丈夫だ」
少し照れながらもしっかりと断られた。
流石忍霧さん優しい、素晴らしすぎると褒めたい所だが多分煙が出るだろうからやめておこう。
そんな会話をしていれば二人を見つけ、声をかける。
ロープを見せればもう説明はいらない。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ラフレシア近くの草木に隠れる私の手には小石が沢山握られている。何もこれで倒そうとしているわけではない。
「よし。では、投げますよ……」
「おう、いいぜ」
鬼ヶ崎さんの返事と同時にマンボウ目掛けて小石を投げる。
「おし、散った！＿＿行くぜ」
「あぁ」
「言われんでもわかってるわ！」
ストレスに弱いらしいマンボウ達は一斉に別々の方向へと逃げた。その隙を見逃すはずがない三人は、それぞれの武器を手に飛び出していく。
「流石、三人とも強いな…」
ある程度敵がいなくなってからひっそりと草から出る。
足手まといにはならないように……。
「おう、Aちゃん平気かィ？」
「平気ですよ、小石ぶつけて隠れてただけですから。それより忍霧さんは？」
「あそこにいるぜ」
鬼ヶ崎さんの視線をたどるとラフレシアの上、穴の近くで何故か精神統一をしている忍霧さん。
そんな彼の腰に巻き付いてる命綱を私を抜かした二人がしっかりと掴む。
「何かあったらすぐに知らせてくださいね」
「あぁ、承知した」
返事をした直後何故か二回程、回転を加え忍霧さんが中へと飛び降りた。
「普通に飛べや！！！」
アンヤ君の怒号が響くが当然返事は返ってこない。
……大丈夫だろうか。
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冬桜(プロフ) - 月見だんごさん» こんなに感想もらったことないのでとても嬉しいです！最終的にはハピエン目指してるので安心して下さい😊話が思いついたら何か書こうかと思ってはいます！！ (3月19日 20時) (
レス) id: 601e39972c (このIDを非表示/違反報告)
月見だんご - 更新楽しみに待ってま〜す (3月19日 20時) (レス) id: 788aaeae3c (このIDを非表示/違反報告)
月見だんご - 鬼ヶ崎サンカッコよすぎる😍最終話まで続いて鬼ヶ崎サンとハッピーエンドになって欲しいです。出来ればハッピーエンドの後の話とかも作ってほしいです。ナカノヒトゲノム本当に大好きです。やっぱり推しは鬼ヶ崎サンです。 (3月19日 20時) (レス) id: 788aaeae3c (このIDを非表示/違反報告)
冬桜(プロフ) - 月見だんごさん» コメントありがとうございます！頑張ります！m(_ _)m (3月17日 6時) (レス) id: 601e39972c (このIDを非表示/違反報告)
月見だんご - 続き気になります!更新よろしくお願いします (3月17日 2時) (レス) id: 788aaeae3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬桜 | 作成日時：2023年4月14日 8時
