巨大ラフレシア攻略2 ページ3
「おらァ！15匹目！！！」
近づいてくる魚やら何やらを倒しながら先頭を歩くアンヤ君。おかげでこっちに敵は来ないけども。
「……やれやれ、お子様は元気だねェ。便利だけど」
「これは、ちょっと元気すぎです。余計に敵が集まってきてる気がするんですが…」
そんな彼をそのままにするはずはなく、案の定忍霧さんがナイフを構えてアンヤ君の方へ。
「駆堂、なぜわざわざ物音を立てる！戦闘は最低限！体力は温存しろ！ステルスの基本だぞ」
「るせえッ！！んなトロトロ歩いてたら金パカが消化されちまうじゃねーか！」
消化はたぶんされないよね？でもあれ元々ミミクリーだから植物ともはっきりとはいえないし……大丈夫かな。
「チームワークを乱すなと言っている！
それにラフレシアは虫は食べない！グロテスクな見た目で誤解されがちだが発見者のラッフルズにより無害であることが証明され＿＿」
「うっせー！！黙れ物知り！！」
「アンヤ君、物知りは悪口じゃないよ。どっちかというと褒め言葉なんだよ」
「んなことどーでもいいんだよ！！」
私の言葉で余計に刺激してしまったらしく忍霧さんに掴みかかろうとしたが、その間に彼が割り込む。
「お前さんたち隙をみては喧嘩すんな…。忍霧はお兄ちゃんだろうが」
「こいつが考えなしなのが悪い！」
「融通きかねーコイツが悪い！」
お互いを指差して睨み合っている。
うん、これは反省はしてなさそうだしまたやるな。
「アンヤ君」
「あ？なん＿＿＿がっ……なっにすんだよ！！！」
アンヤ君の口目掛けてピーマンを突っ込むが、当然すぐに吐き出された。
「大丈夫。種取って洗ってあるからね。忍霧さんに突っかかっていったらまた入れるよ」
そーいう問題じゃねー！と叫んでいるが放置し、忍霧さんへと近づき逃げられる前に腕を掴む。
「なっ、なにをするのだ山崎！！離してくれ！！」
「これでアンヤ君に突っかかって行けないですね。着くまではこのままで行きましょうか」
離してくれと言ってはいるが振り払ったりできないのが忍霧さんの良いところだろう。顔を真っ赤にしながらも大人しく着いてきてくれる。
アンヤ君もピーマンが余程嫌なのかこっちこないし。
よかった用意してきて。
「……強えな」
鬼ヶ崎さんがちょっと引いていたのは見ないふりしとこう。
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冬桜(プロフ) - 月見だんごさん» こんなに感想もらったことないのでとても嬉しいです！最終的にはハピエン目指してるので安心して下さい😊話が思いついたら何か書こうかと思ってはいます！！ (3月19日 20時) (
レス) id: 601e39972c (このIDを非表示/違反報告)
月見だんご - 更新楽しみに待ってま〜す (3月19日 20時) (レス) id: 788aaeae3c (このIDを非表示/違反報告)
月見だんご - 鬼ヶ崎サンカッコよすぎる😍最終話まで続いて鬼ヶ崎サンとハッピーエンドになって欲しいです。出来ればハッピーエンドの後の話とかも作ってほしいです。ナカノヒトゲノム本当に大好きです。やっぱり推しは鬼ヶ崎サンです。 (3月19日 20時) (レス) id: 788aaeae3c (このIDを非表示/違反報告)
冬桜(プロフ) - 月見だんごさん» コメントありがとうございます！頑張ります！m(_ _)m (3月17日 6時) (レス) id: 601e39972c (このIDを非表示/違反報告)
月見だんご - 続き気になります!更新よろしくお願いします (3月17日 2時) (レス) id: 788aaeae3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬桜 | 作成日時：2023年4月14日 8時
