友人 ページ12
上手く肩の荷が降りたみたいで良かった。
……さて、そろそろ中に戻るかなと思ったのだが、
「さて……Aちゃんはいつまで隠れてるんでぇ」
「！……山崎、いたのか？」
最初から鬼ヶ崎さんにはバレていたのだ。驚いている忍霧さんとは対象的に落ち着いていて余裕がある。
「やっぱりバレてましたか。すみません、心配で着いてきちゃいまして……。でも、いつも通りで安心しました」
「心配させてすまねぇな。お陰様でもう大丈夫でぇ」
「そうみたいですね。流石です、忍霧さん」
「お、俺はそんな大したことはしてないが、」
などと謙遜しているが嬉しかったのか照れてるのか、少し顔が赤い。かわいいな。
「いえいえ、忍霧さんのお陰ですよ。鬼ヶ崎さんととっても仲良しですもんね」
「そうだろうか？」
「もちろんですよ。ね、鬼ヶ崎さん」
「……おう」
肯定以外の言葉は認めないぞという圧をかけたからか、何処か遠くを見ながらも返事をしてくれた。目が死んでる。
「お、鬼ヶ崎……！」
そして死んだ目が見えてないのか感激している忍霧さん。
鬼ヶ崎さんとは真逆にキラキラと目を輝かせている。
「……食料庫言ってくるぜ」
そんな彼から逃げるように……いや、逃げるために足早に去っていった。嫌そうに見えるが照れてるだけだろう。
そうして二人残されたわけだが特にすることはない。
「そろそろ中に戻りましょうか。いつ戻ってくるかもわからないですし」
「ああ、今のうちに資料に目を通しておこう」
ラウンジに戻れば、カリンちゃんとヒミコちゃんは資料を真剣に読んでいて、マキノさんは……疲れたのか資料を持ったままソファで寝ている。
忍霧さんが速攻でブランケットをかけてあげていた。流石マキノさんのお世話係。
軽く資料に目を通している間に鬼ヶ崎さんが戻ってきた。
今後のことだったり、わからないことだったりを少し話し合い、早めに解散した。
……ちょっと休んでおくか。
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冬桜(プロフ) - 月見だんごさん» こんなに感想もらったことないのでとても嬉しいです！最終的にはハピエン目指してるので安心して下さい😊話が思いついたら何か書こうかと思ってはいます！！ (3月19日 20時) (
レス) id: 601e39972c (このIDを非表示/違反報告)
月見だんご - 更新楽しみに待ってま〜す (3月19日 20時) (レス) id: 788aaeae3c (このIDを非表示/違反報告)
月見だんご - 鬼ヶ崎サンカッコよすぎる😍最終話まで続いて鬼ヶ崎サンとハッピーエンドになって欲しいです。出来ればハッピーエンドの後の話とかも作ってほしいです。ナカノヒトゲノム本当に大好きです。やっぱり推しは鬼ヶ崎サンです。 (3月19日 20時) (レス) id: 788aaeae3c (このIDを非表示/違反報告)
冬桜(プロフ) - 月見だんごさん» コメントありがとうございます！頑張ります！m(_ _)m (3月17日 6時) (レス) id: 601e39972c (このIDを非表示/違反報告)
月見だんご - 続き気になります!更新よろしくお願いします (3月17日 2時) (レス) id: 788aaeae3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬桜 | 作成日時：2023年4月14日 8時
