7.【悲報】てつやの従姉妹が夏祭りに行ってしまいました ページ20
LINEが来ていた。
豊橋市での夏祭りが今日あるらしい。
できるだけ夕闇と居たいなあと思ったりもしたけれど、私がいた所できっと邪魔になるだけだよね。
それに、今はともやんの顔をしっかりと見られない気がする…。
浴衣もって行くからそっちで一緒に着替えよう、と大学の友達にLINEを返し、スマホを閉じた。
みんなが起きる前に、行っちゃおう。
私は財布やらポーチやらを持って玄関を出た。
◯
-友哉side-
「ん？Aは？」
「おらんやん」
てつやくんと虫さん(らしき)声で目が開いた。この和室での目覚めも今日で最後だ。
体をゆっくりと起こすと、こやも千葉もにっちも爆睡していた。寝たのが３時過ぎていたから仕方ないか。
「おはよう」
「ああともやん、おはよ…あ、虫さんLINEきてるわ。友達と遊んでくるって」
「なあんだ」
虫さんが伸びをして俺の肩に手を置いて耳打ちした。
( 逃げられちゃったね )
俺は朝から溜息をついた。
◯
「１７時頃に出ようか？」
「うん。じゃあ夕方までなにしてる？」
「あ、映画観ない？昨日借りてきたのあるんだけど」
「ありがと、みる！」
dvdを取りに階段を降りる友達の背中を見て私は溜息をついた。
やっぱり最後に顔見たかったなあ。
LINE交換はしたけれど、きっと私お別れした後もメッセージ送れないだろうな…。
昨日のともやんの申し訳なさそうな表情が頭から離れなくて、涙が出そうになる。
「わ、やば…」
「A！！！A！」
「ええ？なに？」
ドタドタと階段を駆け上ってきた彼女は私にスマホを見せてきた。
「第二言語の授業でよく席近くなる男子二人いるじゃん！！よく話してた！」
「た、たま〜に、ね？」
「祭り行くから合流しないかって！！」
い、嫌だ、、、。
そんな思いがバレないよう私は必死で表情を殺した。だってあまり仲良くない、しかも男子だなんて…。話したことあるったって、話すの担当はいつも彼女だし…。
「ねえAいいでしょ…？？ダメ？実は私あの茶髪の方がすっごく気になってるの！」
「しょうがないな…いいよ きっと人数多い方が楽しいよね」
「ありがとう〜！」
7.【悲報】てつやの従姉妹が夏祭りに行ってしまいました(p.2)→←6.無題(p.2)
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A(プロフ) - ほんとに何回も読み返して楽しませていただいてます！そうなんですね…また気が向いくことがあれば長編書いてくれたら嬉しいです！！発想力とかほんとに無くて良いのあればまたコメントさせてもらいますね；； (2020年9月11日 15時) (
レス) id: a957c976a9 (このIDを非表示/違反報告)
結衣子(プロフ) - Aさん» ですが、具体的なリクエストなどあればやや長めのお話は書けそうです。何かあればまたご連絡ください。コメントありがとうございました！ (2020年9月5日 22時) (レス) id: d2ff6ba012 (このIDを非表示/違反報告)
結衣子(プロフ) - Aさん» だいぶ昔の作品で拙い点ばかりで恥ずかしいのですが、読んでいただける方がいることに感動しています…！最近は他のYouTuberさんを書いていてタ闇に当てる時間が取れず長編は厳しそうです…申し訳ありません… (2020年9月5日 22時) (レス) id: d2ff6ba012 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - この作品好きで何回も読み返してます; ;結衣子さんの書く文章好きなのでまた長編読めたら嬉しいです！楽しみにしてます！！ (2020年9月3日 1時) (レス) id: a957c976a9 (このIDを非表示/違反報告)
ringoimo0123(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます！本当に嬉しいです…。ゆにさんの作品、読みに行って来ました 猫ともやん可愛すぎてドキドキしました…！こんな素敵な作者様に読んでいただけて本当に光栄です！私も、ゆにさんの二次創作活動応援しています！ (2018年12月28日 9時) (レス) id: ca85ba4147 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結衣子 | 作成日時：2018年8月10日 22時
