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｢ねぇやまだ何持ってるの？｣
｢あこれ……たこと、おみやげです。冬ノ介さんに｣
｢おみやげ？？｣
近寄ってきてはいって渡された袋を覗くと、赤くて丸いのがパックにぎっしり入ってるやつが見えた。…これは！
｢あっトマトだ、これ好きなんだ〜俺｣
｢ふふ、ある人に聞いたんですよ｣
｢だれ?｣
｢…ひみつ｣
｢なんだそれ｣
なんで教えてくれないんだ?変なの。
山田はなんか楽しそうで、水族館の時みたいに笑ってる。
自然に手が伸びて、腕を引いた。隣に座らせてじっと見てくる瞳を見つめ返した。
｢ありがとーやまだ…｣
｢……いや…全然…｣
笑ってお礼を言ったら、突然俯いて耳が真っ赤になった。
黙って静かにしてても、何考えてるのか全部わかっちゃうんだよね。
喜んでもらえて嬉しい
笑ったかお、可愛すぎる
好きだ
キス…したい
｢ふふ…｣
｢え…、なに………冬ノ介さ…｣
両頬に手を添えて、驚いてるその顔を引き寄せた。おれの名前を呼ぶ唇を塞ぐように重ねる。
柔らかくて、やっぱり…熱い
なんで…?…どうして…
山田の心の中、ぐるぐるしてる。
好きと、どうして？っていうのが混ざって、混乱。
｢……ふ…冬ノ介さん…｣
｢へへ……｣
｢えっ?!…ちょっと、なに…｣
困ってる感じの山田がなんか面白くて、ぐいって引き寄せて抱きしめた。
頭に顔を埋めたら、前と同じ匂いがしたんだ。
あったかくて、いい匂いで、このまま絶対いい夢見られるやつだと思った。
｢ねぇやまだ…やっぱり、ちょっと早く来すぎ。おまえ…｣
｢え??｣
｢だから…お昼寝しよ?このまま…｣
抱きしめたまま、一緒に
いいでしょ？
もうおれは眠くて限界。
眠りに落ちる寸前、山田がタコがどーのこーの言ってるのが、聞こえたような、聞こえなかったような…
to be
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shootingstarhap(プロフ) - はなさんの小説初めて読みました。とても面白く一気に読んでしまいました。この後どうなるか続きがとても気になります！楽しみにしています(^^) (2019年4月26日 18時) (
レス) id: 29c1b2b83b (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - はづきさん» ←ここの私の名前の横のプロフからｺﾐｭに飛んで、下の方にメッセージ書き込むとこがあるのでそこへ書き込んで送信お願いします(^-^) (2019年4月25日 0時) (レス) id: 9619f20ec7 (このIDを非表示/違反報告)
はづき(プロフ) - すみません、二人の寝室が読みたいのですが、占ツク初心者で、コミュというものの開き方がわかりません。コミュの使い方？教えて欲しいです！ (2019年4月24日 23時) (レス) id: f322dc121b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2019年3月16日 0時
