バラバラの魂 ページ7
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彼が言うには、
涼介の魂は肉体から離れて俺の所に現れたり、絵に入っていたり、この家にも残ってたり、色んな所に現れて、まるで少しずつちぎってばらまいてるみたいだって。
｢ほんとにボロボロなんだ。この絵の中にいる魂は、ちぎれた欠片みたい…。でも彼の魂はずっとこの家にもあった。そんなこと普通できないんだよ。みんな魂は一個しかないんだから｣
｢……うん…｣
確かに変だ…まるで魔法みたい
｢魂をバラバラにする力なんて誰も持ってないよ｣
｢じゃあ、涼介はどうして…｣
部屋に差し込んでいた光が少し弱まって、明かりのない室内が一気に暗くなった。外の太陽が雲に隠れたみたいだ。
その中で彼の声は静かに響いた。
｢たぶん…悪魔と取引しちゃったんだ。そんなことできるの悪魔しかいないから｣
｢…あくま……?｣
｢絶対関わっちゃいけない奴らだよ。凄い力をくれる代わりに、魂を奪われる｣
｢悪魔は…お化けの仲間じゃないの…?｣
｢…仲間なんて誰も思ってないよ…あいつら人でも人じゃなくても関係なく襲うから…、生きものを殺して遊ぶんだ、まるでゲームみたいに…｣
ゲーム
その言葉を聞いて、ゾッとした。
不安に襲われて思わず胸元の絵を取り出して確かめる。
まだ、ちゃんと絵はあった。
殺して遊ぶ…?
なにそれ…
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yuri4011(プロフ) - すごい面白いです！続きが気になります！ (2020年2月12日 17時) (
レス) id: 5eea78a02f (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 桜夜兎。さんありがとうございます!! 本当に貼りすぎた伏線の回収に必死状態です(笑)感想いただけて嬉しいです!!!これを糧に更新がんばります!!(^^) (2018年12月17日 10時) (レス) id: 9619f20ec7 (このIDを非表示/違反報告)
桜夜兎。(プロフ) - 凄く続きが気になるお話で、引き込まれるようなストーリー性に驚きました(*^^*)更新するのは大変だと思いますが、頑張って下さい、応援してます！ (2018年12月15日 10時) (レス) id: 13ee6b4345 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2018年11月23日 8時
