その前に ページ20
よし、そうと決まれば急がなくちゃ。
｢じゃあ行こう！｣
｢そのまま外出ちゃだめだよ！！！｣
｢うわっびっくりしたぁ…なんなの、大ちゃん｣
ドアノブ掴んでよし行くぞ！って気合い入れたのに、肩を思いっきり掴まれて止められた。
｢忘れたの？昨日変なヤツらにケイ追われてたじゃん｣
｢あっ…、あいつら…まだ居るのかな…｣
母さんが俺のことを連れ戻すために探してるんだった。怪しいヤツらが街中聞き回ってるって言ってた…。
｢うん、いま街でそいつらが揉め事起こしてて大変みたい。タカキはそれで来れなくなっちゃったんだ。代わりに俺たちが様子見に行ってくれって鍵預かったんだよ｣
｢…そうだったんだ……｣
タカキそれで来れなかったんだ…
｢ここにずっと居るのも危険だって言ってた｣
｢…それならやっぱり、ゆうりのところに行こう｣
でもこの格好だとまずいかも。探してるのはミイラ男だ。このままだときっと俺だってすぐバレちゃうよ。
｢そんなお困りのあなたにとっておきのアイテムをさずけよう！！｣
｢え……｣
｢おおー！！｣
薮が突然どこから出したか分からない四角いカバンをどかっとみんなの真ん中に置いた。大ちゃんは中身を見る前に感動して声を上げてた。
ガバッと勢いよく口が開いて中から出てきたのは…
｢これ…仮面??綺麗…｣
｢そうだよ、こんなお役立ちアイテムを持ってきてしまう僕、天才だ…｣
｢いやこれ全部オレが作ったやつ｣
光が作ったんだ…さっき見たつるつるのよりよく出来てる。キラキラした装飾もついて細かいところまで色が塗られて凄く綺麗だった。
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yuri4011(プロフ) - すごい面白いです！続きが気になります！ (2020年2月12日 17時) (
レス) id: 5eea78a02f (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 桜夜兎。さんありがとうございます!! 本当に貼りすぎた伏線の回収に必死状態です(笑)感想いただけて嬉しいです!!!これを糧に更新がんばります!!(^^) (2018年12月17日 10時) (レス) id: 9619f20ec7 (このIDを非表示/違反報告)
桜夜兎。(プロフ) - 凄く続きが気になるお話で、引き込まれるようなストーリー性に驚きました(*^^*)更新するのは大変だと思いますが、頑張って下さい、応援してます！ (2018年12月15日 10時) (レス) id: 13ee6b4345 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2018年11月23日 8時
