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「……皆が、助けてくれて…、ここまで連れてきてくれた…」
『…そっか…、慧はやさしい友達がいっぱい居るんだね……』
「それも……ぜんぶ……」
ぜんぶ涼介のおかげなんだよ。涼介があの部屋から出してくれたから。
言いながら涙が止まんなくて、優しい声で泣かないでって頬を撫でられた。
「…ぁれ……おれの、包帯……」
直接、肌に指が触れてることに気付いた。
見ると涼介の手に白い包帯が落ちてた。
なにこれ…取れてる……
恐る恐る自分の顔に触れたら、涼介がすぐそばで微笑んだ。
『俺だけなんだよ?慧の綺麗な顔に触れるの…』
「……なに……どうして…?」
『そういう呪いを…かけちゃった。』
絶対、誰にも触られたくなくて、見られたくなくて
そしたら、慧がミイラになっちゃった。
「……なにそれ……ふふ…」
へんなの…
誰にも触られたくないだって。
呪いがかかっちゃうくらい…俺のことをそんなに…ずっと想っててくれたんだ
うれしかった。
自分のことを愛してくれる人がここに居て
その人に会えたことがどうしようもなく
「涼介…これからは…ずっと一緒に居たい…」
ここに住んでもいい?
ふたりでここで、暮らすんだ。
空き家だから、きっと大丈夫
涼介の顔を見ると、優しく微笑んでた。
『ごめんね』
「え……」
いいよって返事じゃなかったことに
俺は驚いてた。
『…一緒には……いられない』
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はな(プロフ) - 返信遅れてごめんなさい(＞＜)ありがとうございます!!!何よりうれしいです!!好き勝手書ていますが、ちゃんとハッピーエンドになるので、どうかこれからもよろしくお願いします！ (2018年11月1日 1時) (
レス) id: 9619f20ec7 (このIDを非表示/違反報告)
ジャンプlove - とてもこの作品好きで何度も読んじゃってます！続き凄く凄く楽しみにしてます！待ってます♪ (2018年10月30日 17時) (レス) id: 1b7715a916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2018年10月16日 12時
