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……本当かな？？
疑わしくて掴んだ手を離せなかった。
視線で俺の気持ちを察したのか、大丈夫だよって笑った
｢…本当だよ。あいつらが勝手に忍び込んで危ないから、鍵つけてんの｣
だからここはほんとにただの空き家。
｢…ほんとに？｣
｢うん。君を追いかけてる奴らの方が厄介かもよ？生きてる人間の方が怖いからね｣
｢…………｣
｢仕事終わったらまた様子見に来るから。外から鍵閉めておくし｣
｢……わかった…｣
確かに家の人達には見つかりたくない。諦めて手を離した。
代わりに胸に抱いてる絵をぎゅって抱きしめる。
いいもん。涼介がいるから…。
でも、さっきから声が聞こえないのが不安だった。
｢じゃあね｣
｢うん…｣
ガチャン…
外から鍵をかける音で、なんだか自分の部屋を思い出した。
また、ひとりぼっちになったみたい。
｢……ねぇ、……りょうすけ…｣
｢…ねぇってば……｣
………なんで黙ってるの…
声が聞きたい……
｢……りょうすけ……どうしたの…?｣
あまりにも静かで、
なんの反応もない絵を見つめてたらじわって涙が溢れてきた。
涼介……
『………けい……』
「あっ…りょうすけ！」
びっくりした……もう話せなくなっちゃったのかと思った。
『……ごめんね、けい…』
小さな声が、だんだんとはっきり聞こえた
『…ねてた。』
「寝てたのっ？！」
驚かせないでよ、もう……
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はな(プロフ) - 返信遅れてごめんなさい(＞＜)ありがとうございます!!!何よりうれしいです!!好き勝手書ていますが、ちゃんとハッピーエンドになるので、どうかこれからもよろしくお願いします！ (2018年11月1日 1時) (
レス) id: 9619f20ec7 (このIDを非表示/違反報告)
ジャンプlove - とてもこの作品好きで何度も読んじゃってます！続き凄く凄く楽しみにしてます！待ってます♪ (2018年10月30日 17時) (レス) id: 1b7715a916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2018年10月16日 12時
