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甘いあまい香りの中で、ふわふわ幸せな夢を見てた。
きれいな手
そう言いながら暖かい手のひらが俺の手をとって
指を絡めるように握られた
すごく安心する……
これは誰の手……?
(離したくない)
この声あの子の声だ…
おれも、離れたくない……
(ずっと一緒だよ)
不安な気持ちが溶けていくような、優しい声
｢今度こそ大丈夫だから！！｣
｢え〜どうかなぁ…｣
｢俺を信じろ光！！｣
｢そう言って前も散々だったんだけど……｣
会話が聞こえて目が覚めた。コウタっていうあの博士の声と、誰だろう…でも聞き覚えのある声
｢ん……だれ……｣
｢あ、起きたんだ！ミイラくん。よく寝られた？｣
｢おはよう昨日の晩ぶりだね!｣
｢あっ昨日の…｣
博士の隣に居たのは昨日カボチャの所で会った芸術家さんだ。なんでここに居るんだろ？
知らないうちにベッドに寝かされていて、暖かいふわふわの布団がかけられてた。寝心地が良すぎたのか随分寝ちゃった気がする。
それに夢まで見た
｢…………｣
自分の手のひらを見つめた。
包帯がぐるぐる巻き。いつもこうだ。
でも夢の中では、人間みたいな綺麗な手だった。
あの子と、手を繋いでた。
…夢に、出てきてくれたのかな…
おれが忘れちゃったから…?
｢手、どうかした？｣
｢……なんでもない…｣
ふるふる頭を降って、夢のこと、忘れないように手をギュッて握った。
彼のことを、もう忘れちゃダメだ
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はな(プロフ) - 返信遅れてごめんなさい(＞＜)ありがとうございます!!!何よりうれしいです!!好き勝手書ていますが、ちゃんとハッピーエンドになるので、どうかこれからもよろしくお願いします！ (2018年11月1日 1時) (
レス) id: 9619f20ec7 (このIDを非表示/違反報告)
ジャンプlove - とてもこの作品好きで何度も読んじゃってます！続き凄く凄く楽しみにしてます！待ってます♪ (2018年10月30日 17時) (レス) id: 1b7715a916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2018年10月16日 12時
