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「ごめんねケイ、一緒に居てあげたいけど、僕らもう帰んなきゃ」
「あしたまた絶対来るから!待ってて!」
「……うん。二人ともありがとう」
頷いてお礼を言いながら二人を見送る。
明日も会えるって聞いてちょっとだけホッとした。
「じゃあ博士ケイのことよろしくね」
「ケイに変なことすんなよ!したら許さないからな!」
「了解りょうかい。悪いヤツからこの子を守ってたらいいのね」
ちょっと違うけどそれでいいやって大ちゃんは納得して、念押しでもう一回変なことするなよって最後に言ってた。
走って去っていく二人の姿を見つめていたら、後ろからポンと肩に触れられた。
「涙はもう止まった?」
「……ぁ、うん…もう大丈夫」
「じゃあ中に入って、温かいものでも飲みなよ」
この人が家から出てきた姿を見たら、びっくりして涙はひっこんでしまった。
だって何が起きたのってくらい頭がボサボサで、ぐるぐる渦を巻いたようなメガネをかけてて見るからに変な人だった。
こんな姿の俺が言うのもなんだけど……
ちょっとかなり警戒したけど、メガネを取れば優しそうに笑う目が現れた。
「わーミイラ男だ!ようこそ我が家へ」
そう言いながら俺を見ても全然驚かないの。やっぱり変な人だと思った。
家の中はものすごくごちゃごちゃしていて、天井まで積み重なった大量の本とか、いろんな大きさの機械がぷすんぷすん音を立ててたり、とにかく訳分からないもので埋め尽くされてた。
せっかく広いお家なのに、物がありすぎだ……はかせって、一体何をする人なんだろう
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はな(プロフ) - 返信遅れてごめんなさい(><)ありがとうございます!!!何よりうれしいです!!好き勝手書ていますが、ちゃんとハッピーエンドになるので、どうかこれからもよろしくお願いします! (2018年11月1日 1時) (レス) id: 9619f20ec7 (このIDを非表示/違反報告)
ジャンプlove - とてもこの作品好きで何度も読んじゃってます!続き凄く凄く楽しみにしてます!待ってます♪ (2018年10月30日 17時) (レス) id: 1b7715a916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はな | 作成日時:2018年10月16日 12時