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「ウサギに変な術かけたでしょ」
「術？いや、大事にされるようにってお願いかけただけ」
「学校、大騒ぎだったんだからな」
だいたい術が強力すぎる自覚がなあんま無いんだよこのひと…
「だってウサギは変身できないし、虐められたりいなくなったら困るし」
「そーゆーのは傍に置いとくもんだよ」
「でもついて行きたいって…もう嫌みたいだけど」
もうこりごり！ってさっきから神様の腕の中で落ち着いちゃってるもんな。
「…やっぱり薮ちゃんに任せてよかった。見守り役」
「まぁこいつの世話なら慣れてるよ昔から」
俺も人間社会に出る前はだいきと一緒にこの山で育ったからな。たぬきの村長から俺に連絡が来た時は驚いたけど。
「大ちゃんも薮ちゃんじゃないとむり！とか言って聞かなかったんだよ」
「困ったたぬきだねぇほんと…」
「学校、早く慣れるといいけど…」
「あ…、でもこいつもう友達もできてたよ。」
「ふふ、人懐っこいもんね大ちゃん。」
「伊野尾くん…って子」
「……………」
名前を言っただけなのに、僅かに耳が赤くなってた。さっきまで喋ってた言葉も止まってるし。わかりやすっ
「へ…へぇ……いのーくん…」
「ウサギが逃げ出してさぁ、探してたらこいつ伊野尾くんとこ居たんだ」
「えっ…なにそれ……おまえ…覚えてたの?」
胸の中のウサギを撫でながら話しかけると、ウサギはふんふん鼻を得意げに鳴らした。
この山の中であの子を知らないやつは居ないんだろうな…
だってよっぽどなうわさ話だったもん
神様が恋をしたって
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けーまま(プロフ) - タヌキの大ちゃん！！相変わらず瓶底メガネなんですね…かわいいᐢ⓿ᴥ⓿ᐢヘトヘトになるまで郵便屋さん頑張る健気な大ちゃんのお話が楽しみです😊 (2023年4月24日 14時) (
レス) @page2 id: 3a21aa44cd (このIDを非表示/違反報告)
彼方(プロフ) - こんにちは。スピンオフ嬉しいです！！だいちゃんの活躍が楽しみです^ ^ (2023年4月24日 10時) (レス) id: 106f0992f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2023年4月23日 19時
