46日間限定同居。

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ミーンミン ミーンミーン・・・・・









A「暑い暑い暑い暑い・・・もうダメ・・」









Ｔシャツにジーパン、最低限の日焼け防止と思って被ってきたキャップは蒸し暑くて。






そしてポケットには・・・・・財布と買ってくるものが書かれたメモ。









A「なんでこんな日に限って・・・・」









耳を澄ませなくても聞こえるセミの鳴き声に加えて横を走り抜けてる男の子達。




その手には虫かごやアミ。




よく行くよ、暑いのに。









早く冷房の効いたコンビニに行きたくて歩くスピードを速めた。




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A「はあ、涼し〜！！！」









早速２人から頼まれたものが書かれたノートの切れ端を見ながらコンビニ内を回る。









A「次は・・・・・・・・・！？」









一瞬何が起きたか分からなくなって焦りつつ周りを見渡す。









「あ、す、すみませ・・・・・て、A？」







すぐに謝る明るい茶髪の彼はくしゃっと微笑み









「オレ。分かる？・・・勇太。」








大きな目を煌めかせて「久しぶり！」と手を差し出す。









A「え、勇太！？全然分からなかった・・・・・・」









私が言い終わる前に半ば強引にも見えるように手を握られる。









『勇太』はあれからずっと背が高くなっていて









あれからずっとカッコよくなっていて









でも









勇太の手はあの時と同じ熱を持っていて。

8　　勇太side→←ぱすてる＊time　

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