パンケーキが呼ぶ恋 Shinonome Akito (ページ1)

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ぷろろーぐページ1

タッタッタッタッタッ、、ドンッ
「うわぁっ」
『ひゃぁっ』
交差点でぶつかる男女。
少し顔を赤らめながら彼は
「ごめん。大丈夫？」と聞く
差し伸べられた手に私はーーーーーーーー

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貴「みたいな恋はないのかなぁー」
神山高校に入学してもう一年
恋愛だのそんな青春なキラキラとしたイベントはなく
あっという間に一年が過ぎ去っていった。

で今日は高2の始業式
クラス替えが楽しみだけど不安。

貴「今年も寧々と同じクラスがいいなぁ」

去年同じクラスで仲が良かった友達の名前を呟きながら重くも早い足取りで校内へ入った。

っと私のクラスは、、、？

寧「あっ、A！」
そうわたしの名前を呼ぶ私の友達。やっぱいつ見ても寧々は可愛い。
貴「寧々！クラス発表もう見た？」
寧「まだ。Aと見ようと思って。」
貴「可愛いとこあんじゃーんｗｗ」

ニヤニヤしながら寧々を茶化す。
照れくさそうに気色悪そうに私を見る。
え？その目やめて泣くよ？

貴「ね！寧々！私達クラス一緒だよ！！2-Aだよ！」
寧「はいはい。わかったから。早く行こ。」

寧々と同じクラスになるなんてラッキー。
早く行こ。