20:変人4号 ページ22
氷鷹:｢おい、明星！もっと真剣にやれ！｣
天祥院様と別れ、色々なユニットを見て回っていると、Tricksterを見つけた
『あれ、あんず先輩は？』
朔間:｢今回はTricksterのプロデュースをしないみたいじゃな｣
『そうなんだ……って、えぇ！？さ、朔間先輩？』
｢いかにも。茶を飲んでおったら嬢ちゃんを見つけてな……つい声をかけてしまったんじゃ｣
ライブで見るより迫力ある！
5奇人……3奇人の1人、朔間零先輩！
『えっと、Tricksterのプロデュース、あんず先輩がしないんですか？』
｢そうみたいじゃの。逆にお主はEveのプロデュースをするみたいじゃしの……｣
『えっ、なんで知って……………』
｢吾輩の知らないことなどないんじゃよ。
だが、困ったのう。プロデューサーのいないTricksterはたぶんEveに勝てないじゃろう。
お主がEveに加担したら、なおさらTricksterに勝ち目はないじゃろうな｣
ククッと笑う朔間先輩は、ミステリアスな雰囲気がある
でも、私はTricksterに手加減はしない
遠くで練習に励むTricksterを見ながら、私はサマーライブでEveを勝たせると心に誓った
バタンっ！！
いきなり、視界が真っ暗になって、背中に衝撃が走る
『さ、朔間先輩！？』
朔間先輩が私を押し倒す形で地面に倒れた
顔を覗き込むと、具合が悪そうだった。
朔間先輩の胸を押し返してなんとか起き上がろうとするも、押し倒されたまま、びくともしない
乙狩:｢あっ、いた。｣
声が聞こえた次の瞬間、視界が明るくなった
乙狩:｢大丈夫か？｣
UNDEADの乙狩先輩がいた。
朔間先輩を肩に担いで、私に手を差し伸べてくれる
その手を取ると、グイッと簡単に起き上がらせてくれた
この人、怪力なのかな………
すごい力ある……
｢うちのリーダーがすまなかった。礼を言う。どうやら日を浴びすぎたようだ｣
『い、いえ！助けてくれてありがとうございます』
｢礼はいらない。それより、肉を食え｣
『はぇ？』
唐突！どうしたのこの人……
｢細すぎる。肉を食べるといい。俺のように大きくなれる。小さいうちはまた守ってやる｣
この人は何を言ってるのだろう。
出会ったばかりの人に肉を勧める人は、そうそういないよ！？
『は、はぁ。分かりました』
返事に困って、相槌を打つことしか出来ない
乙狩先輩……変な人4号に決定だな……
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箱推しになりがち人間(プロフ) - 初コメ失礼します。伏見君は多分生徒会ではないと思います。姫宮君の手伝いをしているだけだったと･･･違ったらすみません。とても面白いです。頑張って下さい。 (2022年4月9日 17時) (
レス) @page15 id: 9c39c484b8 (このIDを非表示/違反報告)
クテシフォンらるるん(プロフ) - Kazu-mochiさん。初めまして、クテシフォンらるるんです。この度は本作をお読み下さり、ありがとうございます。確認したところ、閣下ではなく、殿下でしたので、修正致しました。ご指摘ありがとうございます！これからも、楽しんでいただけるよう、頑張ります。 (2021年2月22日 20時) (レス) id: 35ac981bdf (このIDを非表示/違反報告)
kazu-mochi(プロフ) - 初めまして！素晴らしい作品をありがとうございます！日和くんの小説は読んでいませんでしたが、とても面白かったです！(あと、茨くんが日和くんを呼ぶときは閣下ではなく殿下ですよ。閣下は凪砂くんです！間違ってたらすみません(；´Д｀)これからも応援してます！) (2021年2月18日 16時) (レス) id: 2505b4e935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クテシフォンらるるん x他1人 | 作成日時：2021年2月11日 7時
