鬼滅学園新米教師 ページ17
「今日から高等部体育の先生として入ってもらう天女目A先生だ。」
「天女目Aです。よろしくお願いします!」
うおぉぉぉぉ!!!
沸き上がる歓声。拍手喝采!
モブ1 「めちゃ美人先生じゃん!」
モブ2 「体育教師ってことは冨岡先生と一緒だよね!体育楽しみになってきた!」
とまぁ、取り敢えず暖かい出迎えによって、私の教師デビューは無事に終わったのだった。
でもここにきて違和感がある。
煉獄 「A少女もか!やはりな!」
宇髄 「昔と変わってないな!」
胡蝶 「あの時みたいにまた頼ってくださいね?」
なんて言う先生がちらほらいる。私は会うの初めてのはずなのに!怖い………でも、なぜかこの鬼滅学園に来てから胸にモヤがかかった感じがする。
まぁ、気のせい気のせい!
「今日から一年筍組の副担任になります!天女目です!担当教科は体育なので、週に数回しか会えませんが、沢山声を掛けてくださいね?」ニコッ
私は任務歴が一番長い悲鳴嶋先生の元、筍組の副担任となった。しかしここでも………
炭治郎 「あ、あの!Aさん!」
「Aさん?さんより先生の方がいいかな?それでなんのようかな?」
炭治郎:「えっ?覚えて………ないんですか?」
「どこかで会ったっけ?」
炭治郎:「いや、会ったのは昔で、その、鬼殺隊の!覚えてませんか?」
「鬼殺隊?あぁ!歴史のでしょ?昔鬼がいたとかいないとか!それで強い人9人が柱とか言って!今勉強してるの?」
炭治郎:「えっ?いや、そのぉ……はい。今習っています!」
えっ?何その顔!あれですか?嘘ついたり、誤魔化すと顔に出るっていうあれ?でもこの子、確かに会ったことあるようなないような………
善逸:「どうだった?」
炭治郎:「駄目だ、全然覚えてない!俺達は覚えてるのに、不死川先生とA先生だけが記憶がないみたいだ。」
善逸:「確かに。俺たちが
「覚えてますか?」
って聞いたら
「こんなクソ餓鬼、もし会ってたら忘れるはずねェだろ!先生のことをさん付けで呼ぶんじゃねェ!」
って言われたもんね………」
炭治郎:「せっかく、巡り会えたのに………」
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作者名:クテシフォンらるるん | 作成日時:2020年4月24日 15時