巫女でもヒーローになれますか？【ヒロアカ】【切島鋭児郎】【轟焦凍】 (ページ8)

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5:回想～共同生活～ページ8

校長:｢君はこれからミッドナイトの所でお世話になることになったよ。君のことを話したら快く受けてくれたんだよ｣

入学3日目に告げられた言葉
私はこれでも令嬢と言うやつだ。
ある程度のお金の入った通帳は持っている。

もちろん一人暮らしのための資金だ。

でも、一人暮らしはマスコミが面倒だし、お金もいつかは尽きる。
雄英に通いながらバイトするのは不可能。
断る理由もなく、

『よろしくお願いします！』

と挨拶を済ませた

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家に着いて感動したこと！それは…

テレビがある！
自動で炊けるお風呂！
ガスコンロに炊飯器！

商店街のテレビのCMで見たハイテク製品がズラリとあった
実際目にするとその感動は倍増する

でも、使いたくても使い方がわからず、

｢ちょっと、家事も出来ないの？｣

とミッドナイトに怒られる始末

『すみません。今まではお風呂は薪で炊いて、ご飯は釜で炊いて、料理は火をくべてやっていたので……使い方分からないんです。家にあった電化製品は冷蔵庫くらいで……』

｢いやいつの時代の人よ！！｣

｢……いつの時代の人だよ！｣

切島君に言われた言葉が蘇る
やっぱり私は"普通"じゃない

｢でも、それなら使い方教えてあげるし、家事は出来そうね……教えてあげるわ！｣

落ち込んだ私に向けられた優しさに息を飲む

『は、はい！ありがとうございます！』

ミッドナイトの親切に助けられ、だいたいの電化製品の使い方を知った
使ってみると便利便利便利！

特に感動したのは掃除機！雑巾がけをしなくてもいいなんて、私みたいな人間は目を引かれる道具だった

ミッドナイト:
(こんなアナログ人間がいるとはね……この子、どんな生活してきたのかしら……)

こうしてミッドナイトとの共同生活が幕を開けた

～手紙～ミッドナイトver

初めまして！ミッドナイトよ。余談なんだけど、Aちゃんとの生活秘話を教えてあげる。

Aちゃんに家事をお願いしたんだけどね、

朝起きたら部屋はピカピカ！食事は和食！
添加物は少なくて栄養満点！

いい奥さんになれそうね……じゃなかった。
とっても驚いたわ！だから和食好きなの？って聞いたら、和食しか食べたことないんですって！

私びっくりしちゃって……だからスクランブルエッグ作ってあげたら凄い喜んでくれたのよ。すっごく可愛かった～

PS Aちゃんの手料理は絶品よ