巫女でもヒーローになれますか？【ヒロアカ】【切島鋭児郎】【轟焦凍】 (ページ39)

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36:友情と愛情と(1年A組(女)side) ページ39

葉隠／芦戸
｢キャーー！｣

麗日:｢しーっ！2人とも静かに！｣

突然始まった公開告白。三奈ちゃんと透ちゃんは轟君の告白に黄色い歓声をあげた

A:｢気持ちは……嬉しいよ。でも、ごめん。私、好きな人がいるの……」

全員:(Aちゃんフったーーー！！！！)

蛙水:(これ、轟ちゃんにはキツいわね……)

八百万:(なんかよく分かりませんけど、轟さんドンマイですわ！)

轟:｢分かってた…はずなのにな……俺はずっとお前が好きだった……でも、お前に好きな奴が出来たって気付いて……取られる前に告白しちまえばいいなんて、そう思って告白したんだ。悪かったな……カッコ悪いことした。最低だ俺。」

耳郎:(轟……そこまでAのこと好きだったなんて……めっちゃロックじゃん！)

芦戸:(切島………あんたも罪な男だね………)

A:
｢そんなこと………」
｢焦凍……私好きな人はいるけど、焦凍も、クラスのみんなも大好きだよ！だから、そんな顔しないで？クラスメートなんだから、これからも仲良くしようよ！」ニコッ！！

葉隠:(可愛い笑顔！ていうか天使！フッた相手に天使の笑顔とか反則だよ～～！！)

轟:｢そうか………ならこれからも友達としてよろしく頼む。それに、それならいつでも告白できるしな｣

全員:(轟、ぞっこんじゃん！！！！！！)

麗日:(フラれたのに好きでいるなんて、一途でええわ！カッコイイわ！)

耳郎:(やっぱ轟ロックじゃん！)

場の雰囲気がまとまり始め、
轟君とAちゃんも友情を保ったままでいられたみたい

声をかけようと切島君とAちゃんの背後に近づいた時、

切島:｢なぁ、さっき言ってた好きな人って……｣

全員:(お前だよ！鈍感！)

芦戸:(ていうか付き合ってなかったのか……)

A:｢っ！べ、別に………なんでもない。切島君には言いたくない……関係ないでしょ」

全員:(ツンデレーーー！！)

葉隠:(切島君が好きすぎて顔真っ赤！)

麗日:(今の言葉、切島君勘違いしちゃうんとちゃうかなぁ)

耳郎:(なんかこじれそうな気がする……)

二人の間に気まづい空気が流れる
すると、耐えかねたように切島君が1人教室から出ていった。その背中からは悲しさが溢れ出ていた

でも、鈍感なAちゃんはどうして切島君が教室から出ていったのか分からないという表情をしていた

全員:(まったくこの2人は……)

そして翌日……
やっぱり2人は……