巫女でもヒーローになれますか？【ヒロアカ】【切島鋭児郎】【轟焦凍】 (ページ36)

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芦戸:｢もう！本当にびっくりしたし心配したんだからね！｣

八百万:｢そうですわよ。でも、謹慎が解けて良かったですわ｣

翌日、学校に着くと一斉に取り囲まれた

切島:｢すまねぇ。みんなにも迷惑かけちまって｣

飯田:｢そういう事が言いたいんじゃない！君が神々廻君を庇ったことは素晴らしいが、暴力騒動を起こして謹慎処分になったことに驚いたと言いたいんだ！｣

『そ、それは私が謝らせて！私を庇って暴力してしまったけど、切島君はもう十分に反省してるから！だから……心配かけてごめんなさい！』

上鳴:｢まったくだよ。今度、今流行りのハンバーガー奢ってもらうからな！｣

砂藤:｢俺も！人気カフェのケーキおごってくれよな！｣

切島:｢わ、分かったから分かったから！とにかく！今回はすまなかった！！｣

クラス中からも和やかに迎えてもらい、切島君に殴られた子達も謝りに来てくれたため、その日は平和……かと思われた

相澤先生:｢赤点は以上5名に加えて神々廻！お前も今回の騒動の反省ということで赤点扱いな！」

(やっぱり………)

｢でも……林間合宿は全員行きます！！！！！｣

赤点者は補習付きの合宿となり、結局、全員が合宿に行けることとなった

そして、夏休みの合宿前にみんなで買い物に行くことになった。

でも、爆豪君と焦凍は行かないと言う

爆豪君は分かるけど、焦凍……最近話さなかったうちに印象が変わった。何故か目が合ってもそらされてしまう。私、嫌われたのかな……？

そう思った時だった

轟:｢A、話があるんだが……｣

『しょ、焦凍……』

最近、避けられていて、話していなかったからこそ、いきなり話しかけられて驚いた私は、上手く喋れない

｢大事な話だ。だから、聞いて欲しい｣

左右色の違う目が、真っ直ぐに私に向けられる。
ここが教室ということもあって、
クラス全員からの視線が注目するのが分かる

切島:｢…………轟。お前まだ……｣

隣に立っている切島君が私に聞こえるか聞こえないくらいかの声でそう言った

『いいよ。大事な話……えっと、取り敢えず教室から出よっk｢お前が好きだ｣……？』

隣で、切島君が息を飲むのが聞こえる
遠くで透ちゃんと三奈ちゃんがキャー！と黄色い歓声をあげているのが分かる

｢俺はお前が…Aが好きだ。返事を……聞かせてくれないか？｣

焦凍の声は落ち着いていて、優しい声音だった。