22:ざわつき ページ25
雄英体育祭………
私は騎馬戦で敗退してしまった。でも、
芦戸:｢Aちゃんのスカウト……5000って｣
相澤先生:｢例年はもっとバラけるんだが、三人に注目が偏った｣
飯田:｢騎馬戦で負けてしまったものの、神々廻君は凄かったからな！｣
切島:｢確かに！前日に骨折なんてしてなけりゃ、Aちゃんの一人勝ちだって有り得たよな｣
『おだてないでよ……恥ずかしいから。』
八百万:｢さすがですわね。Aさん｣
あー、なんで階段から落ちて左手と右足骨折しちゃったかな………
緑谷:｢神々廻さんごめん！俺のせいでリカバリーガールに治癒して貰えなくて………｣
怪我をする前日、体育祭への訓練で、緑谷君のパンチを全身に受けてしまい、両手両足の複雑骨折をしてしまった。自分の個性で大事には至らなかったものの、凄い威力に負けてしまった。
複雑骨折の治癒の次の日。階段から落ちて骨折。連続で治癒はして貰えず、骨折したまま体育祭に出場したのだ
『緑谷君のせいじゃないよ。階段から落ちた私が悪いんだから………』
それに、
体育祭では使える手足で個性を使い切った。だからこそスカウトをこんなに貰えたのだろう
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スカウトが来た所から職場体験先を選ぶ
私は真っ先にリストの中に、"サー・ナイトアイ"の事務所がないか確認した………けど
『やっぱり、ないか…………』
でも、エンデヴァー、ベストジーニスト、ギャングオルカなど、名だたる事務所からのスカウトがたくさんだった
スカウトは、ひとつの事務所から2人までスカウトできる
『エンデヴァー…………』
轟:｢Aの所にもスカウトが来てたのか……｣
『うん。せっかくだから、強いところで学びたいと思って……』
｢そうか……なら、同じ事務所だな……よろしく頼む｣
焦凍君と同じ場所であることに安堵した。
エンデヴァーの事務所………きっと凄いんだろうな
『っ！』
私……なんで？
焦凍君と話しながら、無意識に切島君の事を考えていた。
彼はどこの事務所に行くのだろうか……
彼は誰かと一緒なのだろうか……
挙句の果てには、彼と一緒に行く人は女性だったら嫌だな……なんて思った
無意識に、切島君の方を見ると目が合う。
胸がざわつく……
どうして？上手く笑えなかった
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作者名：クテシフォンらるるん | 作成日時：2020年12月9日 17時
