心 ページ7
A:「カナヲちゃん、貴方は、自分で、心を見つけて欲しい。たぶん一番簡単で一番難しい。何しもきっかけが大事。明日からは基礎体力の向上を練習します。あなたが強くなるためにはまず基礎から、そして、心。私が出来たんだから。ゆっくりでいい。私はカナヲちゃんを信じています」
カナヲ:「精一杯頑張ります。」ニコッ
A:(駄目だ、私にはカナヲちゃんの心を突き動かせない。でも、あの子達なら、もしかすると、もしかするかもしれない……)
「うん、そしたら今日はゆっくり休んでね。」
カナヲ:ペコッ
よし、明日から地獄の訓練、君たちは乗りきれるかな?←(いや、誰だよ?)
???:「よォ、」
A:「し、師範!どうなさったんですか?まさか、怪我したんですか?大丈夫ですか?」アタフタ
不死川:「いや、お前の顔を見に来ただけだァ竈門たちの訓練はどうだァ?」
A:「それが、とても難しくて…………………………と言う感じでして……」
不死川:「ククッ、そりゃ、個性豊かで良いじゃねぇか、ククッ」
A:「!な、何が可笑しいんですか!苦労しているのに……」
不死川:「ん?あー、悪りィ。ただ、お前が心から笑ったり困ったり一生懸命だったりすんの見てると、さすが俺の…自慢の継子だと思ってよォ、」
A:「!!」
(あれ、可笑しいな。熱があるのかしら?顔が熱く赤くなるのが分かる。ヤバイ!病気だ!急いでしのぶさんのところに行かなくちゃ!)
「し、師範!私病気なので、しのぶさんの所に行きます!話しはまた今度!」
不死川:「お、オイ!」
(何だァ?ったく、ムードもくそもねぇヤツだ)
「……はぁ、帰るかぁ」
誰に言うわけでもなく、一人、夕方の空に、半ば嘆くように呟いてみる。そうすればあっという間に胸が熱くなるのが分かる。あぁ、そうか。俺は昔からあいつのことが……そこまで考えて止める。今はこの関係が居心地がいい
夕焼けを背に、悲しげな黒い影が去っていった
〜作者から〜
コロナウィルスの影響で暇が有り余ってしまったので、書いてみた作品。お気に入り登録や、高評価、誠にありがとうございます。かなり!いや結構、心の支えとなっています!えっ?堅苦しいって?いいんです!感謝の場ですから!これからも【いつの日か】そして作者をよろしくお願いします!
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ナリア(プロフ) - 良いお話を読ませていただきました!炭治郎の治が次になっていたのが気になりました。m(_ _)m突然すみません。 (2020年5月6日 17時) (レス) id: 7339556e29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クテシフォンらるるん | 作成日時:2020年3月12日 14時