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Aside

胡蝶:「あらあら、見せつけてくれますね、ずいぶん仲のいいお帰りなんですね。」


しのぶさんにからかわれてしまった。からかわれているだけなのに顔が熱くなる。



A:(カァッ//)

不死川:(カァッ//)



胡蝶:「あらあら、お顔が真っ赤ですよ〜。恋仲になったと言うのは本当みたいですね〜。」ニコッ

頭に?が浮かんだ。それは私だけでなく師範も同じだったらしく、


A:「えっ!」


不死川:「はぁ?」


と、二人で疑問を口にすると、子供のいたずらを見守る母親のような顔で、


胡蝶:「いいんですよ?隠さなくて。全部知ってますから〜」アハハッ

と言われた。



不死川:「オイオイ、ちょっと待て。何の話だァ?」


当然だ。私もそう思った。



胡蝶:「お昼頃、任務帰りの煉獄さんと時透君が寄ってくださったんですけど、お二人が公の場で接吻をしたと聞きましたよ〜」


A:「!!…//……」

不死川:「アイツら………ぶっ殺す!」


A:(ま、まさか本当に言うなんて…でも、二人とも口が軽そうではないのにな………)


そう思った私は思いきって尋ねることにした。


「あ、あの……しのぶさん!どうしてその話になったのですか?」


胡蝶:「あー、それはですね、私がAさんと不死川さんがお出掛けしているという話をしたんです。そしたら不死川さんが家に連れ帰っていたと言うことを聞いて、接吻もしていたから、恋仲なのでは?って感じで知れ渡りました。」

不死川:「オイ!誤解だァ!連れ帰るって人聞きの悪い事言ってんじゃねぇよ!!」


A:「し、知れ渡るって、今、そう言いましたか?」




私と師範に嫌な予感がめぐる。




胡蝶:「はい!屋敷の者と、隠の大半は知っているはずですよ!」









その後の事はあまり覚えていない。放心状態に近かったと思う。







師範にお礼を言うと、師範もちょっとした放心状態だったのか、頷くだけで、走って帰ってしまった。









〜大正コソコソ噂話し〜

時透:「不死川さんはAさんが好きなんだね」


煉獄:「ああ!そのようだ!あんなに照れた不死川は見たことがないからな!」ワハハッ


時透:「この噂広まったらどうなるのかな?まぁ、すぐ忘れるだろうけど……」


煉獄:「恋仲を隠すことはない!それに、広めたのは盗み聞きをしていた隠なのだから、問題ないだろう!」うむ!




このあと、不死川さんに怒鳴られた二人でした。

帰宅→←幸せ



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ナリア(プロフ) - 良いお話を読ませていただきました!炭治郎の治が次になっていたのが気になりました。m(_ _)m突然すみません。 (2020年5月6日 17時) (レス) id: 7339556e29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クテシフォンらるるん | 作成日時:2020年3月12日 14時

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