いつの日か(弐)【柱】【不死川実弥】 (ページ4)

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訓練(炭次郎)1 ページ4

三日前からから善逸君は遅れて機能回復訓練を始めていた。

今日から三人に私の訓練をつけるらしい。
なんか、楽しみだなぁ。

炭次郎：「Aさーん！こんにちは。今日から訓練を付けてもらえると聞きました！よろしくお願いします！」

善逸：「Aちゃん！俺、頑張るからね！」

伊之助：「柱の訓練だろうがなんだろうがこなしてやるぜ！」

A：「はい！こちらこそよろしくお願いします！」ニコッ

かまぼこ隊：「「「//」」」(((かわいい…)))

A：「私の訓練は一人一人違う事をするの」

炭次郎：「なるほど。でも、どうしてですか？」

A：「その人の得意不得意、直すべき所、伸ばすべき所は人それぞれ。だからその子がこれからもっと強くなるためには、それが一番だと思うの。ちなみにこの教えは、師範の譲り受けなんだけどね、」

炭次郎：「そうなんですね！分かりました。よろしくお願いします！」

A：・・・

炭次郎：「？えっと、Aさん？」

A：「あっ、ごめんね。もう一人来るはずなんだけど……あっ、来た来た。カナヲちゃん！」

カナヲ：ペコッ

A：「それじゃ、始める前に、それぞれの事を教えて」

炭次郎：「俺は竈門炭次郎で、竈門家の長男で、妹は鬼の禰豆子って言います「待って！」」

炭次郎：「え？何かありましたか？」

A：「いやいやいや、自己紹介じゃなくて呼吸のこととか、癖のこととかそういうの！」

炭次郎：「//す、すみません。えっと、水の呼吸の使い手です。」

善逸：「雷の呼吸の使い手で、壱の型だけしか使えないです。」

伊之助：「俺様は獣の呼吸の使い手だぜ！覚えておけ！」

カナヲ：「花の呼吸……」

A：(うわ、駄目だこりゃ。癖って言ったよね？ねぇ！言ったよね？この子達、よく今まで生き残ってたなぁ。しょうがない……)

「今日は自分の特性を見つけること！一人ずつ呼ぶから、それまで各自鍛練してて！まず炭次郎君から！」

炭次郎：「は、はい！」

「炭次郎君は、水の呼吸はどれが得意で不得意？どれが好きで嫌いなの？」

炭次郎：「得意不得意はあまり感じないですが、拾の型はすぐに疲労が来てしまうし、水の呼吸特有のしなやかさがなくなってしまうので、とても強い技ですが、あまり使わないです。肆の型は淀みない動きで斬撃を繋げられるからよく使いますね」

A：「なるほど、」