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恋仲? ページ12

お風呂から上がると、朔が足に付いた手紙を外せと催促してきた。
手紙は師範からのものだった。うぅ、返事が早くて嬉しい。
どれどれ……



天女目 A様

もちろんだ。明日の10時に美柱邸に迎えに行く。隊服じゃ目立つから着物でも着てこい。そんじゃ前みたいに寝坊すんなよ。お休み。


不死川 実弥




(なんだろう?なんか、胸が、顔が熱い。
どうしよう。自分の気持ちをしのぶさんに言われて、それに気付いた日から師範を意識してる…気がする。ダメダメ!明日こんなんじゃ変だと思われちゃう!)

そんなことを思いながら部屋にいくと、甘露寺さんと、伊黒さんがいた。どうやら、私の稽古のことについて様子を見に来てくれたみたい。伊黒さんは、甘露寺さんに着いてきただけっぽいけど。

甘露寺:「まあ、Aちゃん、お風呂上がりなのね!髪がより一層きれいに見えるわ!素敵!」

伊黒:「水もしたたるいい女とはこういうことだな。まぁ、甘露寺の次だかな」ボソボソ

(甘露寺さんはキャーキャー言ってて聞こえてなかったけど、私には聞こえてるんですからね!)

伊黒さんはご飯を食べなかったけど、甘露寺さんとは一緒にご飯を食べた。その間、訓練の事や、炭次郎君の事とかを話していると、

甘露寺:「そういえば、不死川さんと明日一緒に甘味処に行くのよね?」

A:「ぷはぁっ……か、甘露寺さん?どうしてそれを?」


甘露寺:「しのぶちゃんがさっき教えてくれたのよ!いいわね、愛があって!」

A:カァッ「あ、あ、愛なんて、その、えっと」

甘露寺:「いいじゃない!師弟愛って素敵よ!」

A:(あっ、そっちか、そうだよね。やだ恥ずかしい。)

伊黒:「さっきから赤面して、もしかして不死川が好きなのか?いや、昔から二人の仲は良かったからな、もしや、そういう関係か?」

A:「い、い、伊黒さん!違いますからね!私は師範が好きとかじゃないですし、そんな関係になんて!」アタフタアタフタ

伊黒:(わ、分かりやすい。)

甘露寺:「え?嫌いなの?恋仲なのにどうして嫌いなの!」

伊黒:(甘露寺も鈍い……そして変な方向にズレた)

A:「こ、恋仲ではないですが、師範の事は嫌いではないです!」キッパリ

甘露寺:「そ、そう。そうよね!応援するわ!」

A:「え?今人の話し聞いてましたか?恋仲じゃn「伊黒さん!そろそろ帰りましょう」」

伊黒:「あぁ。…邪魔したな」

甘露寺:「またね!」


行っちゃった……はぁ…

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ナリア(プロフ) - 良いお話を読ませていただきました!炭治郎の治が次になっていたのが気になりました。m(_ _)m突然すみません。 (2020年5月6日 17時) (レス) id: 7339556e29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クテシフォンらるるん | 作成日時:2020年3月12日 14時

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