手引き ページ11
A:「炭次郎君の水の呼吸の突き技はいくつあるの?」
炭次郎:「二つです【漆ノ型 雫波紋突き】【捌ノ型 滝壷】です。
A:「じゃあ30分、その突き技だけで応戦してね。私は技を使わないから……はい、始め!」
炭次郎:「漆の型 雫波紋突き!……!?」
A:「遅い!次!」
炭次郎:「(落ち着け炭次郎!高く飛べ、狙え!狙え!)捌の型 滝壷!……と、どかない!」
A:「高く飛んだのはいい判断だけど、狙いすぎて、貴方の隙が沢山っだよっと(ドォン)」
炭次郎:「うぐわぁっ」
(油断してた。呼吸も木刀も使わないからと言って攻撃しないとは言っていない。蹴る力が強い。体制を整えろ。連続技だ!)
「捌の型 滝壷!漆の型 雫波紋突き!」
A:(さっき言った滝壷での隙を突かせる前に雫波紋突きで攻撃と回避をする。上達が早い。でも残念。攻撃できた安心で隙がある。)
「まだまだ!」
炭次郎:「あ、あり、ありがとうございました」
A:「お疲れ様〜!」
(よし、お風呂入ろ!)
すみ・きよ・なほ:
「「「Aさーん!お疲れ様です」」」
A:「あ、手拭い。わざわざありがとうございます!」ニコッ
すみ:「訓練はどうですか?」
A:「うーん、まずまずだなぁ。あっ、そうだ!お願いがあるんだけど……」
すみ・きよ・なほ:
「「「わかりました!」」」
A:「ありがとう。よろしくね。」
(炭次郎君はきっと強くなる。炭次郎君が強くなれば善逸君と伊之助君も強くなる気がする。勘だけど……。全集中常中を炭次郎君に促して欲しい、とすみちゃん、きよちゃん、なほちゃんに頼んだ。でもそれは、もし、善逸君達が訓練に来なくなったらの話し。善逸君達がいるときにそんなこと言ったら、本当に戦うの嫌いになっちゃうから。あくまで炭次郎君が最初に会得するのがいいと思ったわけ。そうすれば焦って会得しようとするはずだし!)
しのぶさんに、この事を伝えると、賛同してくれた。
そして……
胡蝶:「はい、Aさん。」
A:「これは、なんですか?」
胡蝶:「新しくできた甘味処のチラシです。ぜひ不死川さんと二人で行ってきて下さい!」
A:カァッ「あ、ありがとうございます。」
胡蝶:「ふふっ、素直でよろしい!」
私は、明日の午前中、師範も私も非番だから、甘味処に誘うことにした。
師範宛の手紙を朔に頼み、お風呂場へ向かった。
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ナリア(プロフ) - 良いお話を読ませていただきました!炭治郎の治が次になっていたのが気になりました。m(_ _)m突然すみません。 (2020年5月6日 17時) (レス) id: 7339556e29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クテシフォンらるるん | 作成日時:2020年3月12日 14時