15話 ページ16
ちなみに、最俺のみなさんとも何度か飲みに行っている。
初飲みは、付き合ってから1ヶ月くらい後だった。
｢Aちゃん、でいい？｣
｢はい、音橋ってあんまり言われたくないので、名前で大丈夫ですよ｣
個室に案内されて、軽く自己紹介。
キヨさんの動画に4人で上がっているのを見たことがあるので、彼らの声と名前は一致していた。
｢Aちゃん、予想より遥かにかわいいんだけど！キヨ！｣
｢既婚者は黙ってろフジ｣
フジさんが素顔のまま、笑いながらキヨさんの背中を叩くと、面倒くさそうにあしらっていた。
｢相変わらずフジに対する扱いが酷いねぇ｣
ヒラさんは私の向かいに座りながら、頼んだ刺身を箸で掴んで食べていた。私もそれに便乗する。
｢ヒラさん、サーモン好きなんですよね｣
｢そーそー。Aちゃんは？｣
｢サーモンも好きですけど、個人的にイカとかも好きなんですよ｣
ふわふわとのんびりした会話をする。
｢北海道戻ったら、美味しい海鮮食べたいなぁ｣
｢Aちゃん道民？｣
ビールを飲んでいたこーすけさんも話に入ってきた。こくりと頷いた。
｢わーまじ？俺らと一緒だね｣
サーモンがどんどん口に入っていく。
動画とかSNSで言ってたのは本当なんだな。
｢そうなんですよ。クマ牧場のCMが流れないのが寂しくて｣
｢なんでそこwwwwwもっと色々あるじゃんwwww｣
｢わかるわあ。お絵描きですよがないと夕方来ない感じね｣
｢なんでヒラわかるんだよwwww｣
｢今の季節だと寒いんですよね。冬立ってるアナウンサー尊敬します｣
✱
｢Aちゃんさぁ、キヨのどこが好きなの？｣
｢あー、俺もそれ聞こうかなぁって思った｣
お酒が入ってきたフジさんは、こちらを見て聞いてきた。なんかデジャブだなぁと焼肉のことを思い出す。
｢す、きなところですか｣
｢おい、フジとヒラ｣
｢キヨさんの好きなところはですねぇ｣
ぽやぽやとした頭。お酒はそんなに弱くは無いのだが、キヨさんが隣にいると、緊張して少し飲みすぎてしまうらしい。
｢時間が合えば迎えに来てくれるし、私の事気遣ってくれるところですね。あ、私青色が見えない色覚異常持ってる人なんですけど。色々配慮してくれるんです。ゲームも一緒にやってくれるんです。これなら色関係ないとか……むぐ｣
｢お前、もう話すんじゃねえ｣
｢キヨ顔真っ赤｣
私の口を手で塞いだキヨさんに、こーすけさんが思わずと言った感じで突っ込んだ。
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りんご(プロフ) - ちょこれえとさん» すみません、返信遅くなりました。好きになったと言って頂けて嬉しいです。これからも自分のペースで頑張っていきます！ (2020年3月6日 13時) (
レス) id: 72494e54b9 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれえと(プロフ) - めっちゃ面白いです！キヨのこともっと好きになれました！ これからも頑張ってください！！ (2020年3月3日 13時) (レス) id: cdd2774812 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - みんさん» ありがとうございます！1番好きと言っていただけて嬉しいです。自分のペースで頑張らせていただきますので、これからもよろしくおねがいします！ (2020年1月31日 23時) (レス) id: 72494e54b9 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - はじめまして！いつも拝見させていただいています！たくさんあるキヨのお話の中で一番好きです(^^)vりんご様のペースで頑張ってください。陰ながら応援してます！ (2020年1月31日 18時) (レス) id: c336b5de5e (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - なおさん» 初めてのコメントをいただけて嬉しいです！年齢制限の方は別サイトになると思いますが、前向きに考えますね。ありがとうございます。 (2019年12月13日 19時) (レス) id: 72494e54b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2019年12月10日 14時
