Which would u like?3(壱×北)

130崩レソウで ページ30

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Aside





びっくりした………………壱馬が、あんな…………顔するなんて、思ってなかったから…………………





「陸先輩………お疲れ様です」


陸「Aちゃん、ごめんね？急に」


「いえ………」


陸「近くのお店、入ろっか？」


「はい…………」




オフィスから程近いカフェに入り、コーヒーを頼む




「……………この間は………すみませんでした」



陸「ううん。こっちこそ………なんか、役に立てなくてごめんね」



「私が…悪いんです。本当に、ごめんなさい。」



陸「気にしないで？訳ありなのはわかったから………」



お互い、コーヒーに口をつけると、



陸「…………なんか、心配になっちゃって………その……大丈夫…？」



「…………………えと……」



そしたら、先輩は、自分の首元に指さして、"ココ"って………＿＿＿＿＿＿＿＿



「あぁ……………はい。あれは、大丈夫です。本当に………」



陸「………………そっか。なら、いいんだけど………何かあったら、すぐ言うんだよ？」




もしかして、陸先輩は、その事で心配してくれて…………今日、わざわざ……………？




「…………もしかして……それを心配してくれて……？」



陸「あ〜……うん。……………北人くんが……すげー深刻な顔してたから………気になって……」



「……………………北人は……少し、心配性で……」



陸「……………………大切なんだろうね？Aちゃんのこと……」



「…………………………北人のこと……わかってあげられるのは………私だけだから………」




その逆もまた……………＿＿＿＿＿＿＿＿




陸「………2人に何があったのか分からないけど……………見てて、2人とも、辛そうだったから………」



「………………辛そう……？」



陸「いつか、崩れちゃいそう……………＿＿＿＿＿＿＿＿」




"＿＿＿＿＿＿＿＿……………………2人とも"




そう、陸先輩は言った。
私と、北人が…………………？




「…………………崩れるって……？」




陸「上手く、言えないけど………………とにかく、困った時は周りに頼ること。」




陸「………それと、Aちゃんは……………＿＿＿＿＿＿＿＿」



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