Which would u like?2(壱×北)

61ワラエルの ページ11

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Aside




パンとコーヒーを用意して、朝日を浴びながら、北人と朝食をとる。




北「……え？パーティ用の服？」



「うん。そんなの持ってないし…………高いのは買いたくないし………どこで探せばいいかな……」



そしたら北人が携帯で何かを調べ始めた



北「………ここは？可愛くて、値段もいい感じ」



「どれ？………ほんとだっ。………詳しいね？」



北「あぁ…………うん。前に………聞いたことあって…………」



「…………そっか。」




北人の周りには、女の子たくさんいたもんね。



北「……でもねっ、今は、全然、連絡とってないよ？ほんと。Aだけっ…………」



「………ふふ。…………うん。知ってるよ。」



あまりにも北人が必死に言ってきたから、なんか、可笑しかった。



北「………………ホントなのに。」



「わかってるよぉ。なんか、可愛かったから。」



北「…………………」



わかりやすく不貞腐れる北人



北「……………俺、おとこだよ？」


「うん。」



眉間にシワを寄せて、深刻な顔するから、なにかと思えば、



北「………かっこいいって、言われたい。」



だって。



「…………ごめん。…………北人、かっこいい。」



北「……………違う。それだと言わせてるみたいじゃん」



「……………難しいよ。笑」



北「絶対、自然体で言わせてみせるっ！」



「……ふふっ。…………うん。」



北「あっ、また笑った〜」




私が笑うと、北人も笑う。




気づけば、私は、彼の前で
自然と笑える様になっていた………＿＿＿＿＿＿＿＿



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