ツンツンデレツン。3《JM》

107 ページ7

完全に今日で終わりにしよう。


泣くのも、今日で最後。


これからはただのいい思い出。


いい機会だ。


どうせ今日は泣いてしまう。


ならいっそのこと今日泣ききってしまおう。



なんならお酒でも飲んでやろうか。


よし、スーパー行こう。


私は家から一番近いスーパーに寄った。


中にはチラホラぐったんと同じ学校の制服を着ている子達がいた。


『え、まって、あれジョングク君のお姉さんのAさんじゃない？』

『やばいやばい、挨拶行こ』

『当たり前じゃん』


…待って私どうゆう存在←


『は、はじめまして！！』


話しかけられるの知っていたけど、

振り返って『なんですか？』みたいな驚いた顔をする。


「え、はじめまして…」


『あの…チョン･Aさんですか、？』


「そうですけど…」


そう言うとキャッキャキャッキャ騒ぎ出した彼女達。


『あの…これ、ジョングク君に渡してもらっていいですか…？』


そう言って渡されたのはいかにも高そうな雰囲気醸し出してる袋。×3←


「え、ありがと…ね？」


そう言うとまた騒ぎ出した彼女達。


こんな人と喋って何が嬉しいんだか…


『いえいえ、こちらがありがとうございます！！』


そこで私たちの会話は終わった。


…よかった、ポンポン酒を入れてるシーンじゃなくて。


そんなところに会ったら、『え、ジョングク君のお姉さんって…』みたいな←

108→←106

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す