136《TH side》 ページ36
1人で、ブランコでゆらゆらしてたら突然かかってきた電話。
まさかのAからだった。
『ﾆｬｰ…』
俺の足に擦り寄る猫。
TH「…よ、ピースケ。お前は今日からピースケだ。」
『…ﾆｬ』
TH「俺、嫌われてない？
いや、嫌われたよな…絶対…
はぁ…」
深くため息を付く。
もちろん、Aには申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
会ったら絶対謝ろうって思ってた。
けど、会ったら会ったで、嬉しさしか伝えれていなくて。
TH「俺、最低…だな…」
『ﾆｬｱ!!』
TH「いった！！」
ピースケがいきなり俺の足を引っ掻いた。
TH「何するんだよ、ピースケ！」
『…』
知るもんか、とでも言うかのようにそっぽを向いているピースケ。
TH「ピースケ…お前、野良猫？」
『…』
何も答えてくれなかったけど、
俺には『うん』という言葉が聞こえたような気がした。
TH「そっか…俺の悩みなんか、ピースケにとったらちっちゃいこと？」
『…』
何も喋らないピースケ。
TH「もう！最初の元気はどこ行ったんだよ、ピースケ！！」
『…ﾆｬｱ』
ずっと目をそらされていたのに、いきなりこっちを向いて鳴いたピースケ。
TH「…」
俺には、『あまり自分を責めるな』と慰めてくれていたように聞こえた。
TH「…俺、ついに猫と話せるようになったのかも…」
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リンゴ(プロフ) - きゅーりさん» 日本からブラジルまで、どこでもパシリとして飛んできます(( わああああ、ありがとうございます(；＿；)好きです！() (2017年3月19日 22時) (
レス) id: 7a4c50eb84 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり(プロフ) - リンゴさん» 身の回りのお世話から、パシリまでなんでも（）あ、続編読みました！！！好きです（は） (2017年3月19日 22時) (レス) id: 20e76d677f (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - きゅーりさん» 本気でなんでもします、ガチで← (2017年3月19日 22時) (レス) id: 7a4c50eb84 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり(プロフ) - リンゴさん» なんでもするので嫁に来てください((( (2017年3月19日 21時) (レス) id: 20e76d677f (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - きゅーりさん» わかります、わかります、もう最高です嫁にください()() (2017年3月19日 21時) (レス) id: 7a4c50eb84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンゴ
| 作成日時：2017年2月17日 23時
