122《JM side》 ページ22
少しお酒を飲んだだけでもう酔いが回ったのか、顔が赤いA。
…今日こそ、聞こう。
JM「…で、
どうしたの」
少し罪悪感を感じながらもゆっくりそう聞いた。
すると悲しそうに笑う彼女。
「…あの、ね。
元カレに会ったの。」
思わず首を傾げる。
「あぁ、えっと…その…
なんて言えばいいんだろう」
下を向いて考え込む彼女は、言う言葉が見当たらなさそうだった。
「私、すごいその元カレのこと好きだった。
でも、元カレと別れた理由がね、ずっと分からなくて…」
ポタポタ、と地面に彼女の涙が落ちる。
「…ずっと引きずってた。
でもね、今日会ったの。元カレと。」
俺は黙って静かに聞く。
「そしたら、親友とできてたの。
ほんと、バカだよね私。
なにしてたんだろ…」
ハハッと笑う彼女。
泣いてるのに、笑ってる。
「ごめんね？こんな話して…
呆れちゃった？w」
まだ笑いながら泣く彼女。
JM「もういいよ」
そう言って俺は立ち上がる。
「…え？」
彼女は目を真ん丸にして俺を見る。
JM「もういいって」
「…」
JM「今日ぐらい、声枯れるぐらい泣けばいいよ。
だからさ、今日で最後にしよう、泣くの。
前も言ったけど、
俺はAが笑ってる方が好き。」
「…ジ…ミン…くん…」
一気に涙が溢れてきているA。
するといきなり彼女が立ち上がって、俺の胸に飛び込んできた。
そして叫ぶようにして泣き出した彼女。
こんなこと、したこともないし、されたこともなかったから、俺はどうしていいか分からなくて、
ただただ、背中を撫で続けた。
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リンゴ(プロフ) - きゅーりさん» 日本からブラジルまで、どこでもパシリとして飛んできます(( わああああ、ありがとうございます(；＿；)好きです！() (2017年3月19日 22時) (
レス) id: 7a4c50eb84 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり(プロフ) - リンゴさん» 身の回りのお世話から、パシリまでなんでも（）あ、続編読みました！！！好きです（は） (2017年3月19日 22時) (レス) id: 20e76d677f (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - きゅーりさん» 本気でなんでもします、ガチで← (2017年3月19日 22時) (レス) id: 7a4c50eb84 (このIDを非表示/違反報告)
きゅーり(プロフ) - リンゴさん» なんでもするので嫁に来てください((( (2017年3月19日 21時) (レス) id: 20e76d677f (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ(プロフ) - きゅーりさん» わかります、わかります、もう最高です嫁にください()() (2017年3月19日 21時) (レス) id: 7a4c50eb84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンゴ
| 作成日時：2017年2月17日 23時
